proluge

彼 世帯主(こんなに若くないけど・・・50代・自称、準備の人)

彼女 配偶者(こんなに可愛くないけど・・・50代・ぐうたら)ないしょ

彼の夢    彼女と一緒に
    妙高山に登る
    海外ハイキングに行く
    犬を飼う










と、いう訳で

タイトル:犬を飼う


と、いうことになりました

そこで
Check Point


1. 犬の種類は? 彼 スヌーピー(ビーグル)・柴犬・テリア・ゴールデンレトリーバー
彼女 ゴールデンレトリーバー・シェルティ・黒柴
   
2. 居場所は? 彼 足元でコロコロしたのがいると楽しいから家の中
彼女 わんちゃんが危なくないように、おかたずけをまめにしなくてはいけないから庭で
       
3. 男の子?
女の子?
彼 避妊することを前提に女の子
彼女 女の子



まず図書館で犬の飼い方・選び方・しつけ方などに関する本を借りてきてお勉強
次にペットショップ訪問
デパートの屋上・スーパーの中のペットコーナー・青梅街道沿いの犬と猫の専門店
二人で見ていると、この客は本気だな、と思うのでしょうか、店員さんが話しかけてくる。
子供の手が離れてペットに癒しを求める世代?
専門店にはとっても可愛いくて元気のいい黒柴の子が。
お店の人が来て抱っこさせてくれる。
気持ちはいっきに「この子が欲しーい」モードに
でも1ヵ月後に彼女が5日間留守にする。
その間の世話をする自信の無い彼

縁が無かったんだねと残念な思いがいっぱいだけどあきらめる。
彼、グスン彼女もグスン

 

でも可愛さを知ってしまったら突っ走るしかありません

Check Pointの結果は
黒柴の女の子を主に家の中で飼う
と決定

ひとりごと

かくして、本格的に犬探しを開始
ホームページで柴犬のブリーダーさんのページを見たりしていたが
たまたま電話帳に載っていた犬舎に電話してみると
三日前にちょうど黒柴の出産があって女の子は1頭残っているといわれる。
とりあえず2週間後に見に行くからと予約。

彼ルンルン彼女ルンルン

ここからが大忙し
まずゲージの置き場所をどこにするか?
テレビの置いてある棚の前にスペースがあるからと思っていたら
めったに帰ってこない同居人が一言
「子犬も子供もテレビのそばに居場所を作ったらだめ!!」
のごもっともなお言葉
そこで部屋の反対側にある電話台を移動してそこにゲージを置くことに。
ここなら台所からも様子を見られる。
面倒だけどNTTに配線工事を依頼。
ついでに床板の張替えを工務店に。
築30年+彼女の重みに耐えかねて居間の床が最近たわんできていたのだ。

そんなこんなをすませて
待ちに待った子犬との対面日
4月13日がやってきた。


2002.4.13  PM2:00

気功の教室から帰ってきた彼が運転する車で関越道を埼玉方面に。
3:00過ぎブリーダーさんのお宅に到着。
ムムッ!! ネコがいっぱい。ホントにここ?
10匹近いネコ。奥に白柴が1頭つながれていてこっちを見てほえている。
その声に奥さんが出てきて、とりあえず初対面のご挨拶。
その後早速犬舎に案内していただく。
手をスプレーで消毒して柵の中に入ると、
すぐの仕切りの中で小さいのがコロコロじゃれあっている。
黒いのが2匹と、茶色いのが3匹。
ちょうど5週目とか、めちゃくちゃ可愛い。
その隣に譲っていただく子達がいるという。
奥さんが声をかけると親犬が顔を出す。
優しそうな顔をしたお母さん。
横の小さな戸をあけると子犬が4匹寝ている。
3月28日に産まれたのでまだ2週間。
目があくかあかないかでやっと両手に乗っかるくらいに小さい。
全身真っ黒だけど、目の上のうっすらと白い眉が可愛い。
女の子は2匹いて1匹はあごのところに少し白い毛がある。
ここで写真を撮りたかったけれど、お母さんが子犬のことをとても気にしているし
薄暗いからってフラッシュたいたらびっくりさせてしまうと思って残念だけどパス。
このお母さん、名前は「秋」。
今回が初めての出産だそうです。
その後ご主人も加わってお父さんを見せてもらって、
約1時間後に次回のお約束をして失礼してきました。
黒柴が10頭近くいたでしょうか。
それに赤柴と豆柴、コーギー。野良猫の1団体。
ホントに動物が好きで可愛くって仕方が無いっていう雰囲気のご夫婦でした。
帰りには烏骨鶏の卵を産み立てだからってお土産にいただいたのですが、
ってことは烏骨鶏も飼っているってことですよね。
すごい!!

次回の面会はは4月29日の予定
その時は写真OKだしきっと抱っこもさせてもらえるだろうな。
どちらの子かな。
とっても楽しみ。

でも、帰りの車の中では
一つの命を預かることに決めた責任感からか
自然と無口になってしまう
彼 と 彼女
でした。


名前は決めました。

花凛(かりん)

花の季節に生まれた凛々しい女の子

黒いからかりんとう

声に出したときのリズムも可愛いし
なかなかいい名前だと思いませんか?




2002.4.29  AM10:30

連休中だから道路渋滞するかも、って言って
早くに家を出たら1時間ほどで着いてしまいました。
生後1ヶ月
まだ少し足元がよたよたしているけれど、すっかり子犬らしくなっている。
「この前のときはモグラみたいだったものね」ってご主人。
1頭ずつ抱っこしてみる。
1頭はクーンクーンて甘えながら指をなめたりあまがみしてくる。
もう1頭は抱っこしたとたんかたまってしまう。
いい子、いい子ってのど元をなでていると緊張は取れてきたが、でもおとなしい。

「どちらの子ですか?」って聞いてみると
引き取りに来たときに呼んでみて、寄ってきたほうって言われる。

2頭の赤ちゃんワンコ
どちらの子かな?
なんだか熊の子みたいで可愛いでしょ。
もう1頭は長野のお寺に行くんですって。

その後準備するものや育て方などで
注意することをいろいろ教えていただく。
そして5月11日の夕方
引取りに来ることを約束して失礼してきました。

この日の午後
サークルやゲージ、ドッグフードなど
必要なものを買いに吉祥寺のスーパーに。
あれこれ選んでいくのがなんだかとっても楽しくて
幸せな気分でした。




2002.5.3
連休後半の初日
この日はサークルやゲージを組み立てて花凛のお部屋を作る。
約80cm×130cmのスペースに
ダンボール・ビニールシート・新聞紙を広げ
その上にサークルを組み立てる。
中にゲージやトイレをおいて出来上がり。
ゲージの入り口が少し高いのでダンボールでスロープを作ってあげる。
なかなか居心地のよさそうな一角が出来上がる。

花凛のお部屋

留守にするときはこの中に入れておけば安心!!

この後は自然とこの一角に目が行ってしまい
思わずニコニコしてしまう
彼 と 彼女
 でした。



2002.5.11
とうとうこの日がやってきました。
待ちに待ってた引取り日。
お約束していたちょうど3時に到着。
持っていったタオルをお渡ししてお母さんの匂いをつけてもらう。
残っているのは私たちの女の子2頭だけ。
男の子の方はもう引き取られた後でした。

さっきのタオルで遊んでいる2頭の前で、
手を出して声をかけてみる。
2頭が寄って来て手をなめる。
そして、可愛いくしゃみ。
手に消毒液が残っていたみたい。
1頭がくしゃみをしながら手にじゃれかかる
もう1頭は隅の方に行ってしまう。
「こっちの子ですね」
といわれて、お母さんに気づかれないように
そっと抱っこして外に連れ出す。

「秋ちゃん、ゴメンね」

その後血統書をいただき30分ぐらいお話をしていたが
その間子犬の方はひざの上でくつろいでいる様子。
それとも緊張して動けなかったのかな?

おなかと足の指先にはげているところがあったので
お薬を分けてもらって失礼する。

帰り道、約1時間のドライブは
興味しんしんって様子で
ひざの上から外を見たりで心配することも無く
無事我が家に着くことができました。


花凛が我が家に来てから
diary