ヒスイのお話
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![]() ![]() コバルトヒスイ(約10×5×3cm) 拾ったヒスイでは一番大きいもので、ずっしり重いです。 片面は切断、磨いてもらいました。 ![]() ![]() 頂き物2点。 右は青海でしかとれないというラベンダーヒスイ(約3×2×1cm) 左は大きな原石の一部(7×2×2cm) ![]() 毎日2回海岸にお散歩に行きます。この町に来て半年。 100個以上の石を拾ってきてやっと5個のヒスイを見つけることができました。 とっても幸せな気分です。 最近どういうのがヒスイかわかってきたような気がします。 私のヒスイの見分け方は ・角っぽい ・白い石に品のいいみどり ・気持ちいいすべすべの手触り ・乾いても石の表面が変わらない です。 そのほかにも 重い、冷たい、光を通す、味の素のようなキラキラ などと教えていただきましたが私にはまだ違いがよく分かりません。 まぎらわしい石はいっぱいあります。 波打ち際でぬれているときはきれいな緑や青い色が見えていても、 ほとんどの石は乾くと粉を拭いたように白っぽくなります。 これらは石英やロデイン岩です。 だまされてしまうのでキツネ石とも呼ばれています。 いっぱい拾ってしまいました。 宝石として価値のあるのは硬玉ですが 軟玉もみつけました。 ここに来て二日目、 何気なく手にした石は明らかにヒスイと違っていましたが とてもすべすべして気持ちのいい石でした。 12月末、フォッサマグナミュージアムの学芸員の方に2度目の鑑定をお願いした時 「ヒスイ以外にもきれいな石があったら拾っておくといいですよ」といわれました。 そしてネフライトという石について説明してくれました。 黒に近い濃いグリーン、まるみをおびていてつるつるした石。 あの石だとピンと来ました。 右下のがその石です(実物大)。 ![]()
そしてちょっと珍しい石も見つけました ![]() 桃れん石(チューライト)。ピンクヒスイとも言うそうです。 きれいな淡いピンクで一部には草色も見えています。 (2003.2.24記) |
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