6月1日
ついにやってしまいました。拾い食いで大騒ぎ。
朝の散歩から帰ってきて、30分ぐらい前、フグ食べてしまったんだけど、って彼。
今までも何度か食べたことあるし、大丈夫だよって言っていたんだけど、ご飯食べようともせず、そのうちはきそうな苦しそうな様子に。何回か嘔吐してやっと出てきた丸ごとフグ。
吐き出したから大丈夫かな、って思っていたんだけど、吐き気もおさまらずぐったりして苦しそう。歯茎も白っぽくなっているし。休みだったけど獣医さんに電話して連れて行くことに。体温6.4℃で低いし歯茎も白く軽いショック状態。
獣医さんは、「原因が分かっているから大丈夫ですよ」って言って、解毒剤と抗生物質などの点滴をしてくださいました。最後に吐き気止めの注射も。花凛はおとなしくされるがまま。点滴している間30分ほどいろいろお話してくださいました。最近も釣り針ごと飲み込んじゃった子が来たことも。それにこれからは腐っている魚で食中毒になることも多いとか。釣り人のマナーがあまりよくないので気をつけないと、ということで「拾い食いを防ぐ一番の方法は口輪かな」、ですって。
彼は早速ホームセンターで口輪購入してきました。

2日
お昼過ぎ、やっと普段の状態に戻ってきて外に出たがるのでお散歩に。
海岸には降りず遊歩道を往復した後広場でボール遊びを少々。

3日
もうすっかり元気な花凛。良かった。

4日
初めて口輪をして海岸に。口があけられず花凛は不思議そう。この邪魔者は何だ、という風に顔を砂にこすり付けてはずそうとする。ちょっとかわいそうだけど仕方ないよね。私のほうは魚探しをせずに済むので気分的にすごく楽チン。それでも目に付いたフグ6匹。遊歩道にもどったらすぐにはずしてあげたけど口の周りが砂だらけ。水のみ場できれいにした後はお気に入りのボール遊びでストレス発散。

7日
明日また妙高でICAの会合。で今日から泊まりで行くことに。
まず野尻湖に。お預けになっていたボートに乗った後湖畔を歩いていたら一匹のちっちゃなワンコ。マルチーズ?とっても人懐こくって花凛が飛び掛りそうになっているのに寄ってくる。でも良く見たら皮膚病にかかっているみたい。うつると困るので即知らん振り。
ゴメンネ。捨てられちゃったのかな?それとも迷子になったまま?可愛い顔しているのにかわいそう。
お昼を済ませた後黒姫コスモス園に。
もちろんコスモスの花はまだ咲いていないけど広いゲレンデ前の空き地で花凛をしばらく放してあげる。広い場所で自由に走り回っているときはホントに楽しそう。
向かい側のなだらかな丘の上に立つ黒姫童話館。なんだか日本じゃないみたい。今度は花の季節にまた来ましょう。

そして、最後に苗名の滝
95年の集中豪雨災害により滝までの道が流され、復旧工事中だったのがようやく去年の秋に開通したということで行って見ました。砂防ダムの工事はまだ進行中で最初はこんなになっちゃったの?ってビックリしたのだけれど、遊歩道に入ればとてもいい雰囲気。昔より随分歩きやすくなっている。落差55mの滝は緑の中すばらしいの一言。ここでは4頭のワンコに会いました。

8日
彼が会合に出ている間、花凛と私はハイキング。池の平カヤバゲレンデをクワット近くまで登り、山野草の遊歩道を通ってアルペンブリックに下りるコース。汗ばむ陽気、ゲレンデなのでほとんど木陰なしのところを40分ぐらいひたすら登っていく。最初のうちは広々としたところを喜んで走りまわっていた花凛も、途中からはのろのろ歩き。たにうつぎの木陰ではベターッと腹ばいになって一休みしてしまう。一時間ほどでアルペンブリックのほうに出る。いつもより高いので野尻湖も良く見える。2頭のロバには相変わらずほえまくる花凛。2時間ぐらいお日さまの下にいて、アー、疲れた。

10日
暑い1日。広場でボール遊びをした後「ハーハーいいながらへばっていたので「お水飲みに行こうか?お水どこだ?」って声をかけたら、水飲み場まで小走りで行って蛇口をなめている。
えらい。ちょっとビックリ。
でも偶然かな?

11日
最近あんまりブラッシングを嫌がらなくなったみたい。だいたい寝る前にするんだけど、しばらくすると目を閉じて気持ちよさそうにしている(ような気がする)。

14日
ワクチン接種。体重11.6kgに。フグの騒ぎで少しやせたのかな。
初めて注射で泣いた。キュ〜ンていうような情けない声で3回。
その後上越にある水族館に。一時間ほど前の海岸をお散歩した後、花凛はしばらく車の中でお留守番。私一人が楽しんでしまいました。

15日
雨が降る降るといいながらも、まあまあのお天気が続いています。
今日は車で30分ほどの山の中にある不動滝まで行ってきたのですが
今まで見た滝の中では、妙高の苗名の滝といい勝負。高さ70メートル。うえのほうにも2段あるようだけどはっきりは分からない。とにかくきれいな滝。比べると水量は少し少ないかもしれないけど
ほとんど人がいず周りの雰囲気は別天地にいるみたい。
あんまり期待していなかったけれどすごくいいところでした。
ここでは思わぬハプニング。駐車場で花凛を下ろしたとたん、駐車場の脇に立っていたカモシカを花凛が見つけ、すごいスピードで追いかけて山の中に。
4.5分で戻ってきたからよかったけれど、すごく長くに感じた。
帰ってこなかったらどうしようってホントに心配してしまいました。
でも走っていく花凛はとってもカッコよかった。
この不動滝、カモシカとの遭遇ポイントでもあるようです。

20日
鎌池に。相変わらず気持ちのいい場所。10日ぐらい前までシラネアオイがとてもきれいだったそうです。来年は絶対花の時期に来たい。
ブナ林亭ではどういうわけか花凛のご機嫌が悪く、初めてほえてしまいました。

22日
朝、いつもボール遊びする場所にテントが二つ。
家族連れの方たちがキャンプ中。
夕方皆さん帰った後、いろんな匂いがついていたんでしょうね。ボール遊びより地面のにおいをかいでばかりいる花凛でした。

26日
お散歩からの帰り道。
女の子5人が寄ってくる。
花凛が草を食べているのを見てビックリ。
「つんつんした葉っぱはお腹のお薬なんだよ」って言うとみんなで葉っぱを持ってきては花凛の目の前に出す。
手から食べてもらった子は大喜び。
まだ直接が恐い子はそばまで来て花凛の鼻先に放り出す。それを食べてくれたといっては、また取ってくる。あちこちに小さな葉っぱの山ができてしまった。
いっぱい遊んでもらえてよかったね。

28日
花凛が浜辺をすごい勢いで走り回っていると思ったら、小鳥を捕まえた。千鳥の仲間のまだ子供みたい。
口輪をしていたので噛み付けなかったから良かったけれど、小鳥のほうはショックで動けない様子。
もしかしたら手で押さえ込んだときに羽を折ってたりしたら大変。とりあえず家に連れて帰る。あったかくって可愛い。箱に入れて一時間ほどしたら立ち上がって動き出したので一安心。羽もばたばたさせている。もう大丈夫。ちょっと残念だけど2時過ぎ、浜辺で放してあげる。最初ちょっと戸惑っていたけれどすぐに親鳥を呼ぶように鳴きながら砂浜を走っていってしまった。

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