7月5日
去年の11月、雪でいけなかった海谷渓谷に。お天気は雲が広がってはいるけれど青空も見える。
三峡パークに車を止めて出発。
片側ががけになっている細い場所や沢にかかる橋を渡る。途中向かい側の岸壁を流れ落ちるなめ滝が見えたり、大変だけど気持ちのいい山道を一時間ほど歩くと20段ほどのはしごがほぼ垂直に立てかけてある所に。すぐ下が川原で海谷渓谷。ここを降りることが出来れば、岩伝いに川原を渡って越後の上高地といわれる七三二高地までもう少しなのに。
花凛の上り下りできそうな少し傾斜の楽なところがあればと探したけど無し。垂直ながけ。仕方ないのでここまでで引き返すことに。
帰りは霧が出てきてまわりの風景は見えなかったけれど、がくあじさいがきれい。三峡パークでお弁当を食べていたら、霧で隠れていた千丈ヶ岳の大岸壁が少しずつ霧の中から浮かび上がってきてそれも素敵でした。

6日
親不知に岩がきを買いに行く。でも残念。ちょっと早かったみたいで、聞いてみたら来週ぐらいとか。

お天気はいまいちだけど折角出てきたのでと、車で迷いながらも、根知から塩の道を平岩方向に行く途中、大網峠手前にある白池に行ってきました。
糸魚川や青海にいる人もあまり知らないという幻の池。
晴れていれば池に映る雨飾山がきれいだそうですが、霧がかかって周りの風景はまったく見えずなんとなく幻想的。

今周辺は大漁の森づくりの整備中。池のまわりは歩きやすい遊歩道が出来ていましたが、あまりにもきれいになってしまうと感激は半減かも。

7日
久しぶりに本格的な雨の朝。でもお昼ごろには上がって青空ものぞく。
夕方お散歩に。広場は子供たちが遊んでいたので遊歩道近くの砂浜でボール遊び。
そうしたら子供たちが「花凛だーっ」って言いながら寄ってくる。
小学校低学年の男の子7人に女の子1人。ボールを投げてくれるが大勢の子供に気をとられて花凛は見向きもしない。
「かみつく?」
「かまないけど飛びついていくよ」
「ヒモ離したら追いかけてくる?」
「みんなが走れば追いかけていくよ」
「はやい?」
「すごくはやいからすぐ追いつかれちゃうよ」
なんて話しながら周りを取り囲む。

「放して、放して」っていうのですぐ捕まえられるようロープはつけたまま放す。
結構仲良く追いかけっこしている。
飛びつきそうになると私がロープ引っ張るので、花凛は面白くないかも。
花凛が穴を掘り始めると子供たちも一緒に穴掘り。
花凛が腹ばいになると、子供たちも寝転がったり。
見ていると、おもしろい。

8日
ゆっくり歩いて30分ぐらいのところにある中学校。その前を流れている田海川沿いが遊歩道になっていて紫陽花が見ごろということなので今朝のお散歩はそこに。
ピンクや青のアジサイがいっぱい。とってもきれい。
花凛も川で遊べて大満足。小さな鮎がいるので捕まえようとして水の中を駆け回っている。

11日
最近ちょっとした隙に玄関から飛び出してしまう。すぐ追いかけるので大事にはならないが、念のため迷子札を注文。

12日
久しぶりにフォッサマグナミュージアムに拾った石の鑑定をしてもらいに行く。
ヒスイかな?これはもしかしたらラベンダーヒスイかも・・・
なんて期待していたものはおおはずれ。
ロデイン岩やチャートでした。
でも一つ、きれいな青い石 がなんだろうって見てもらったら、コバルトヒスイでした。とても珍しいそうです。
それに水晶のかけらみたいなのがメノウでした。
分かったつもりになっていたけど、やっぱりよくわからない。
見分けるの、難しい・・・

14日
可愛いピンクのポーチに入った素敵な迷子札が届きました。シンプルで見やすいものを。そんな希望にぴったりでした。
早速首輪につけてあげる。なかなか、かっこいい。

15日
ここのところ毎日朝のお散歩は中学校のほうに。少しずつルートを変えながらひたすら、歩く歩く。約一時間。花凛も引っ張らずこちらのペースにあわせて歩いてくれる。

19日
富山県の氷見まで行って見る。
植物園前の海岸はごみがすごい。でも湾になっているせいか風景は青海と違って優しい感じ。お天気が悪いので能登半島は見渡せるけれど、富山湾越しの立山連峰はみられず残念。ここでお昼を食べた後道の駅「フィッシャーマンズワーフ」に。ここで念願の岩がき3個1200円を購入。そのほかにガンドブリのおさしみ、とびうおの昆布ジメ、ブリカマを買う。とれたての新鮮なお魚が手ごろな値段でうれしい。わざわざ東京から買いに行くのも分かる気がする。買い物のときは花凛は外につないで置くのだけれど、いつもおとなしく待っている。えらい!!

大きな岩がき。おいしかったですよ。
食い気の私は、また行きたい。

20日
花凛、本格的登山デヴュー。雨飾り山の近くの大渚山に。鎌池からちょっと上がったところにある登山道入り口に車を止め登山開始。
ほとんどがひたすら急なのぼり。前夜の雨で足場の悪いところも多いけれど花凛は平気で登っていく。

一時間半ほどでついた頂上は360度の眺め。本当なら正面に雨飾り山や妙高も見えるはずなのだけどあいにくの曇り空。周りの山がほとんど見えないが、うっすらと糸魚川の街の向こうに日本海が見える。この後展望台まで行きお昼。くだりは登りより気をつけないととっても恐い。特に彼は花凛と一緒。花凛も下りは一気に駆け下りたがる。リードにロープをつなぎ、引っ張られても引きずられないように余裕を持たせ、それでも少しずつ、「待て」や「ゆっくり」を繰り返し、注意しながら下山。花凛が比較的言うことを聞いてくれ無事下まで降りてこれた。
ちょうど駐車場に戻ったところで雨が降り出す。
花凛は元気いっぱい。私はバテバテでした。

26日
夕方買い物から帰って食品を冷蔵庫に片付けていたとき。車を置いて戻ってきた彼が「花凛は?」って聞いてきた。
「玄関あいていたよ。」「えーっ!!」っで大騒ぎ。
いつの間に出て行ってしまったのか。2.3分のことだからすぐ近くを走り回ってるのだと思ったけど全然見当たらない。まず海岸まで行ってみたがいない。そばにいた人に「黒い犬見かけませんでしたか?」って聞いてみたけど「気がつかなかった」って。家族連れがたくさんいたからここに来れば必ずどこかのグループに飛びついているはずだけど見当たらない。彼のほうは近くを再度チェック。私は自転車で山のほうのお散歩コースを見に行く。何人かの人に聞いてみるが「気がつかなかった」の返事。国道を横切ってこんなほうまでこないだろうと思いながらも一周する。犬の事故で騒いでるところがないか気になる。最後にもう一度海岸沿いの遊歩道にまわるが花凛のいる気配はない。いつもお散歩で会うワンコノ飼い主さんにも聞いてみるが見なかったという返事。「事故にあいさえしなければそのうち帰ってくるよ」って言われる。他の顔見知りの方にも声をかけいったん家に戻ると、彼が「いたよっ!!」て。近所の食堂Kさんから「花凛ちゃん、来店中」の電話とFAXが入っていたからってすぐに迎えに。私は海岸に戻ってお願いした人に報告。

つけたばかりの迷子札が早速役に立ちました。良かった。
Kさんのところはすぐそばなんだけど国道沿いなので一度も通ったことのない道。そこで国道横切ろうとして車を止めてしまいKさんに保護されたそうです。はねられなくてほんとに良かった。迎えにいった彼は「人懐っこい子ですね」といわれたそうです。私はあまりに人懐っこいから、遊びに来ていたほかの人の車に乗せられて行っちゃったんじゃないかと心配だったのですが。
花凛は迎えに行った彼に飛びついてきたとか。帰ってきてからはとってもおとなしくしてたので少しは反省しているのかと思ったけれどただ単に緊張して疲れていただけみたい。玄関を飛び出してすぐ保護されて(きっと5分足らずのことだと思うけれど)、その後30分ほど知らない人のおうちにいて。花凛にとっては初めての大冒険だったのかもしれませんね。夕飯までうつらうつらしていて、食事の後もじきにハウスに入って寝てしまいました。私たちもとってもお疲れさん。9時にはおやすみなさい、でした。

27日
朝から青空が広がっていい天気。夜は町のお祭りで親不知太鼓の演奏と花火大会が浜辺であります。太鼓が7時から始まるので6時半に花凛のお散歩+お祭り見物。浴衣姿の女の子や夜店が出ていて楽しい雰囲気。あちこちでバーベキューをしている人たちも。大勢の人。でも花凛が散歩するのには差し支えないぐらい。日本海に沈んでいく夕日がきれい。時々合図の花火が上がる。音でびく、っとするけどまだ大丈夫。でも太鼓が始まったとたん、トベラのしげみに入り込んで出てこない。でも興奮して暴れだすと困るので引きずり出して裏の鉄柱につないで私は一曲だけ聞きに戻る。その後家に帰り花凛を彼に任せて私は花火見物に再度浜辺に。浜辺に腰を下ろしのんびり見上げる花火。きれいでしたよ。でもその間、花凛は奥の部屋の洋服ハンガーの下にうずくまったままじっと動かなかったそうです。250発の花火。ほんと、すぐそばだったから恐かったんだろうね。

28日
昨日の罪滅ぼし。中学校前の川原で思いっきり遊ばせてあげる。一度は10メートルロープが岩に引っかかってしまい動けなくなった花凛を救出のため私も水の中に。石伝いにいけると思い靴のまま入ってしまったので水浸し。でも冷たくていい気持ち。花凛も気持ちいいんだろうな。ロープははずしリードだけにしてやる。一時間ぐらい遊んで、大満足の花凛でした。

口輪をはめるようにしてから、お腹の調子が悪くなることは一度もありませんでした。
やっぱり花凛の体調不良の原因は拾い食いだったのですね。
でも口輪するのはあんまり好きではありません。花凛はあきらめているみたいだけど。
そのため波打ち際で遊ぶことはずいぶん減りました。
海に入ると後で体をきちんと洗わないといけないのでそれが面倒ということもあるのですが。
代わりに川での水遊びを増やしています。

何度かチャレンジしたフリスビーは、ジャンプしてくわえられる確立60パーセントぐらいかな。
でもあんまり好きじゃないみたい。
フリスビーのディスクはかじっているほうが楽しいようです。
ゴムボールのサッカーが今は一番のお気に入りです。

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