3月

3月に入ったというのに雪の日ばっかり。
寒いし、風は強いしで冬に逆戻り。
一日中ではないけれど、お散歩も朝か夕方どちらかでは必ず降られている。
多い日は10センチ近く積もったりしています。
でも花凛はとっても元気。
私も気持ちにゆとりがあるときは、10mのロープをつけて自由に海岸を走り回らせていても気にならない。
不思議なんだけど落ち込んでいる時はどっかに行っちゃいそうで自由に放すなんてとてもできない。
う○○拾っている間も花凛は私の周りをぐるぐる円を描いて走り回っている。
うれしそうで見ているほうも楽しくなってくる。
途中で拾ってきた松ボックリをくわえてはジャンプしながら放り投げて遊んでいる。
多いときは5つも口の中に入っていたのでビックリ。
上手に手で押さえてカサの部分を取り芯だけにしてしまっているものもあるけれど、ジェントルリーダーをしていてどうやったらそんなに咥えられるんでしょう。

頼んでいた出張訓練は忙しかったみたいで来てもらえませんでした。

そして7日、花凛を預けてきました。
車の中から自分のハウスが知らない家に運び込まれるのを見ていて、何かおかしいぞ、と思ったのでしょう。
不安そうに私のひざに乗ったり窓から外をじっと見ていたり。
なんか変・・・というように小さく泣いてみたり。
玄関にハウスを組み立て、普段の様子を書いたメモをわたし、彼と訓練士さんで話をした後花凛をおろすと、花凛はまっすぐ訓練士さんのところに飛びついていく。
ちょっとだけなでてもらってすぐハウスの中に入れられ鍵を閉められてしまう。
手際がいいというかあっという間。
花凛は心細そうに泣き出すけど、わたしたちは外に出て玄関を閉めてしまう。
「よろしくお願いします」としか言いようがなく、訓練士さんのおうちを後にする。
一応一ヶ月の予定。
訓練士さんは優しそうな人だからいいんだけれど。
でも、どうなるのかな・・・

23日
夜、札幌から帰って来ました。
疲れた・・・
花凛のいないスペースがとっても寂しい。

24日
ほとんど1日寝ていました。
メールチェックしていても、ふと足元に花凛がいるような気がして探してしまう。
疲れがとれた土曜日にと思っていたけれど、寂しくてしょうがないので明日花凛を迎えに行くことにする。

25日
ここ数日は夜遅くまで仕事があるからということで、彼に無理を言って会社の昼休中に花凛を迎えにいくことに。
職住接近で良かった。
11時50分、簡単にお昼を済ませ預け先に。玄関先にゲージがおいてあり板で目隠しがしてある。花凛は中で丸まっていて気が付かない。戸をあけて「かりーん」て呼ぶと、最初、あれっ?て感じだったけどすぐ飛び出してきて飛びついてくる。「やっぱりわたしたちの時とは全然違うね」って訓練士さんとご両親が笑っている。とても元気。心配していた体調もいいみたい。「柴犬にしては人懐っこい子ですね。それに全然なかないし。いるのかいないのかわからないくらいおとなしかったよ」ですって。特に迷惑はかけなかったみたいでいい子で待っていてくれました。

社宅の入り口前に車を止めて彼がゲージを運び込んでいる間、花凛は松葉の上をゴロゴロし、松ボックリを転がしては咥え、放り投げてを何回も繰り返して飛び跳ねている。
家に入ったら、用意していた水をがぶ飲み。そしてしっぽを追いかけてのぐるぐる回り。ボールを咥えては放り投げてひとしきり遊びまわった後は疲れて眠り込んでしまった。
3時間ほどぐっすり眠った花凛。
4時過ぎにお散歩。
女の子でもマーキングってするんでしょうか。
いつもの場所でワンツーしたのに、それ以外の場所3ヶ所にも。「帰ってきたよ!」って他のワンコに教えているみたい。
10mロープをつけて放したらすごい勢いで走り回る。今までおりこうさんでいた分のストレスを一気に発散しているみたい。
川の向こう岸にワンコを見つけて行きたがるが、雪解けで流れも速く水量も多いので途中で断念。
そのうち波打ち際に走って行って立派なう○○。お腹の調子もいいみたいで一安心。
心細い思いをしていただろうからこんな時なら呼び戻しできるかな、って思ったけれど完全に無視されてしまった。
とほほ・・・です。
家に帰ってきても私の後をつけまわすでもなく、じきにバタン、キューで寝てしまった。
7時半、ご飯はドライフード。あっという間にたいらげてまたネンネ。
ゲージの中と違ってホットカーペットの上は暖かいし、手足を伸ばしてゆったりと寝られるのでしょう。

19日間、よそのおうちで過ごした花凛。今回預かってもらったところは警察犬の訓練所だったけれど短期間では訓練はできないからということで食事と散歩だけのペットホテル待遇。最初はご飯食べなかったり下痢したりということもあったようですがじきに慣れたそうです。それに他のワンコがいなかったことと、訓練士さんのご両親も相手になっていてくださったみたいで、あまり寂しい思いはせずに過ごせたみたいです。
おかげでたいしたトラブルもなく済みました。体重も全然変わらず。
こんな調子ならこれからも何かあったときは安心して預けられそうです。
良かった。

26日
札幌は中心部こそ雪がほとんどありませんでしたが、父の家の庭はまだ50センチを越える雪にすっぽり覆われていました。
でも帰ってきたらここはもうすっかり春の気配。
そこで今日の朝のお散歩は春を探しに。
町営グランドの先にある公園の梅は見ごろを過ぎていましたがまだまだきれい。
グランドでは夕飯のおかずに一品と、ツクシを取りました。
そして、春休み中の小学校の校庭で遊んだ後は山のふもとを通って自動車道に出るコース。
もうスミレやモミジイチゴの花がいっぱい咲いていてこのあたりで最初に咲く山桜は3分咲きぐらい。
お天気も良くて気持ちよく、2時間ぐらい歩き回ってしまいました。

27日
海岸沿いの遊歩道のお散歩コース。
まるで縄張りチェックしているみたいに、枯れ草の中に顔を突っ込んだりぐいぐいリードを引っ張ってゆく。
だいたいできていたリーダーウォークもどこかに消えてしまったみたい。
情けないお散歩スタイル。
しばらくはしょうがないか・・・

10時過ぎ、お隣の市の図書館にいった後、能生にあるラーメン屋さんに。
彼がコンサートでお知り合いになったソプラノの方がお手伝いしている、行列のできるラーメン屋さん。
とんこつスープでコクがあるけどさっぱりしたスープとチャーシューがとってもおいしかった。
ラーメン(500円)とチャーシュー麺(700円)しかないあさひ楼。
能生にいかれたらぜひお立ち寄りくださいな。(ちょっと判りにくいところにありますが)
その後は美山公園に。展望台はちょっと風があったけれど北アルプスまで良く見えて気持ちがいい。
公園内は家族連れが多く、花凛はロングリードで自由に駆け回ることはできなかったけれど、楽しくお散歩タイムを過ごせました。
ほんとは美山公園内にドッグランができたら最高なんだけどな。

28日
花凛、2歳のお誕生日。元気に我が家で迎えることができました。
お天気もいいし。
で、妙高に行くことに。彼はスキー、私たちはワンコゲレンデで雪遊び。
彼がスキーから戻ってきたら、小鳥の餌台(?)がちょうどいい高さだったので腰掛けてサンドイッチのお昼ご飯。
お日さまの下で食べるお弁当は最高!
その後は時々滑り降りてくるスキーヤーやボーダーに気をつけながらこそ錬パーク(こっそり練習する初心者ボーダーのためのコースです)を少し上まで登ってみる。
振り返ると斑尾や野尻湖がきれいに見える。

帰りはいつものようにイモリ池によって雪解けの景色を楽しむ。
池の平は本当にいいところ。しあわせ・・・

2時半家に帰ってくる。
5時、トイレ散歩。
帰ってきたらお水を飲んですぐハウスに入って6時過ぎまでネンネ。
食事をしたらまたすぐにハウスに入って寝てしまいました。
よっぽど疲れたんだね。私たちもいい汗かいた一日でした。

ちなみにこの日のご飯はお誕生日ということで、ささみと大根、大根葉のゆでた物をトッピングしてあげました。

29日
あんまりいいお天気なので田海ヶ池まで水芭蕉の花チェックに。
途中の道沿いにはニリンソウやアズマイチゲの花がきれいに咲いている。フキノトウはもう10センチ以上になってしまっていて残念。
10株ほどの水芭蕉。もう咲いていました。
ここ数日の暖かさで桜もつぼみがふくらんで、今にも咲きそうな気配。
今度の週末は須沢の水芭蕉と桜のお花見に決定ですね。

帰り道、先月「近道だよ」と教えてもらった工場沿いの道を行ってみる。
確かに近道かも。ただし畑と線路を横切ればの話。
きちんと踏み切りで渡ろうと思ったらセブンイレブンの先のほうまで道がなくかえって遠回りになってしまいました。
セブンイレブンで水を買ってバス停のベンチで一休み。暑さもあって花凛も少々バテ気味。
3時間も歩き回ってしまいました。

30日
午前中、暖かな湿った風が吹いている。
そして夕方のお散歩は雨の中。
でも昨日の歩け歩けのせいでしょうか。
リードがたるんだ状態で、並んでお散歩ができるようになりました。

それから、桜の花が咲き始めました。

31日
冷たい雨と強い風。
でも花凛は元気。
海岸を、風に乗って飛んでくる発泡スチロールのきれっぱしを追いかけて走り回っている。
わたしは風を避けて防風林の中に避難していたんだけれど、わたしの姿が見えなくっても全然平気。
呼んでも戻ってこない。
ウーン、ちょっと悲しい・・・
でも楽しそうだからいいか・・・

お昼からは気持ちのいい青空が広がったけれど、相変わらず風が強いので花凛は追いかけっこに夢中。
今日のお散歩はいっぱい走りました。

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