セラピー犬の仲間入り・CAPP活動


2006年11月16日
CAPPの活動が朝日新聞朝刊で紹介されていました。以前から興味のあった犬と一緒の訪問活動。
よく人から声をかけられる花凛を見て「花凛って癒し犬かも」って彼と話していたのですが、
NHKのドラマ「ディロン〜運命の犬」を見て基準の厳しさにあきらめていたセラピー犬への道。
駄目でもともと、まずは資料請求。


20日
CAPPからの資料が届きました。
私と花凛で参加したいアニマルセラピーは「AAA(Animal Assisted Activity)」とよばれる動物介在活動。
まだまだやんちゃなところの残る花凛。
しつけの点で不安がいっぱい。
でも、パンフレットに載っていた適性チェックはすべてOK。
それにいつもお散歩に行くY会での活動は魅力的。

家庭犬としては500点満点の花凛。
性格を押さえ込んでまでの要求はしたくないのでどんな様子か、とりあえずのチャレンジ精神で
来月行われるY会とK園での見学を申し込みしてみます。


12月7日
初めての見学日。ちょっとドキドキ。
おなじみY会だけど、花凛はお留守番で私だけ。
見学者3名。
クリスマスバージョンということでそれぞれクリスマス・コスチュームでおしゃれしたワンコが10頭以上。
みんな飼い主さんのそばでお座りしていたりでとってもいい子たち。
花凛はちゃんとできるかなぁとちょっぴり不安。

ミーティング前に私たち見学者はチームリーダーから活動中の留意点を教えていただきました。
特に、見学者だからとたって見ているのではなく、お年寄りの目の高さになって笑顔での声かけが大事ですよ、と。
お年寄りとのふれあい時間は1時間。
合い間には芸達者なワンコたちのショータイムも(花凛は何にも出来ないぞ・・・)。
あっという間でした。
ワンコが来ていない方のそばに行って、「ワンちゃん、お好きですか?みんなオシャレして可愛いですね。」
などと声をかけると皆さんにこやかに返事をしてくださいます。
たいていの方はこちらから話しかければあとはご自分からお話してくださるので
笑顔で相槌をうちながらお聞きしているうちに一時間はあっという間に過ぎてしまいました。
話しかける内容も乏しい私にとって自分のことだけで精一杯。
気が付いたら他のボランティアさんがどのようにワンちゃんを誘導したり、お年寄りとのふれあいをしているのかは
わからないままに終わってしまいました。次回は気をつけなくては・・・
でも最後にチームリーダーの方からは「見学者の方たちとってもいい笑顔で、自然にチームの中に溶け込んでいてよかったですよ」
と褒めていただきました。
少しだけほっとしました。そして次回が楽しみに。


20日
2回目の見学。
今日はK園。病室訪問が25分ほど。そのあとホールでお年寄りとのふれあいです。
病室訪問では皆分かれてそれぞれがベッドに寝ているお年寄りのそばにワンコと一緒に。
私はベテランの方のそばで様子を拝見させていただいたのですが、とっても勉強になりました。
声のかけ方、話題の持っていきかた、ワンコの誘導の仕方。みんなご高齢で少し耳も遠いのでしょうね。
ちょっとトンチンカンな返事が帰ってくることもありますが笑顔で応対されていて、お年よりもとってもうれしそう。
ワンちゃんを撫でているうちに表情がほんとに幸せそうに変わるんですよね。驚いてしまいます。
ちょうど花凛と同じ12kgのコーギー、イブちゃんだったのですが寝たきりの方でも撫でることができるように抱っこの仕方、
ベッドへの座らせ方。
お年寄りの状態に合わせてベッドサイドでのボール遊びの様子など参考にさせていただきながら、覚えなくてはいけないことがいっぱい。

とってもうれしかったこと、ひとつ。
ホールでのふれあいの時「こわいので、見るだけ」のカードをつけた方。
お話している間私の手をずっと握ったまま。そして少しずつワンコにも手を伸ばして撫でてあげるようになったんです。
お手伝いして良かったと心から思いました。
最後にワンコたちが引き上げた後、手のあいている方たちでコロコロで衣服についた毛をお一人ずつとって差し上げるのですが、
皆さんとっても優しく応対してくださいます。
お年寄りの笑顔を見ているだけでも幸せな気分になります。
私だけの参加でもいいかな、って思えるほど。

次回は花凛も一緒にって言われました。
ちゃんと行動できるか不安もあるけど、わくわくもしています。


この日の活動の様子が
http://volunteer.yahoo.co.jp/feature/pet2007/therapy1.html
で紹介されています。


22日
CAPP活動に参加するために必要な健康診断の予約をしに、お散歩は獣医さんまで。
思ったより空いていたので診察してもらうことにしました。

結果はすべて異常なし。
今回ちょっと花凛を見直しました。
とってもいい子だったんです。
待合室があまり広くないので他のワンコと隣り合っちゃうんですけど、
新しい子が入ってくると挨拶しようと鼻先を出すもののほとんど私の足元でおとなしく「伏せ」していたんです。
診察室でもフィラリア検査のための採血の時にひと声キャン。
あと、しつこく耳の中を触られたとき(耳掃除もしたことがなかったので)にちょっとガウしてしまったほかは
随分あちこち触られたけれどおとなしくしていました。
獣医さんも「この子なら訪問活動大丈夫ですよ」って言ってくださいました。
私もこれなら大丈夫かな、って自信つきました。

面白かったこと。
隣に猫ちゃんを抱っこした方が座りました。
花凛興味津々。
鼻先を突き出して危うく猫パンチを食らうところでした。
お散歩途中や、ベランダにいる野良ちゃんには飛び掛っていく花凛ですが
抱っこされている猫ちゃんに対してはお友達感覚みたい。
CAPP活動には猫ちゃんも参加しているのでこの点でも安心しました。


2007年1月18日
Y会での初めての訪問活動。
彼も「社会活動のためでずる休みではない」といいながら仕事を休んで見学です。

集合場所には30分ほど前に一番乗り。
初めての場所だけれども誰もいないのでゆったりして皆さんが来るのを待っていられました。
ワンコも気になる花凛はすぐ他の子のそばに行こうとするのだけれども、ここで最初の注意。
犬の苦手な子や興奮してしまう子もいるので犬同士顔を突き合せないこと。

ミーティング前に獣医さんの診察。
歯磨きの習慣の無い花凛は嫌がってどうしても口の中を見せませんでした。
ここで二つ目の注意。
歯磨きは、歯の健康のためもあるけれど、万一異物を飲み込んだりしたときなどに
人の手を嫌がらずに口を開けることで大事に至らないようにする目的もあるので、
少しずつでいいから指でブラッシングして慣らすように
ね、と。

ミーティングの時に三つ目の注意。
初めてのときはどうしても飼い主さんが張り切って頑張りすぎるので、
最初は5分間お年寄りのそばにいられれば◎ ワンコの様子を見て無理しないように
、と。

今日の参加者はワンコ9頭と飼い主さん。犬を連れていないチームリーダーとボランティアさん。
JAHAから事務長さんとCAPP担当のYさん。

ミーティング後にホールに移動。
エレベーターに6頭ぐらいのワンコと飼い主さんが乗ったのだけど、みんなおとなしくてビックリ。
花凛もちゃんと落ち着いていられたのでまずは一安心。

ホールには30人ほどの車椅子に乗ったお年寄りが待っていらっしゃいました。
最初一人ずつ犬の名前、年齢を言って自己紹介。そのあとは自由にお年寄りのそばに。
花凛はみんなに可愛いといってもらい、車椅子と車椅子の間で伏せの体勢になったり、
付き添いの看護士さんに愛想を振りまいたり、お年寄りからたくさんの投げキッスをもらったり。
付き添ってくださったベテランのHさんから何度か「休ませてあげて」の
アドヴァイスをいただき廊下に連れ出しますがすぐに戻って行きたがります。
やっぱり花凛は人の輪の中にいるのが好きなようで、初めてとは思えないリラックスぶりでした。

このときに四つ目、五つ目の注意。
力の加減がわからずに首輪を強くつかんで引っ張ったりするお年よりもいらっしゃるので、
そんな時はすぐ犬とお年寄りの間に手を入れてガードできるよう目をはなさないように。
とっさの時に犬を守ることはとっても大切なこと。

犬が顔をなめようとした時、またお年寄りがなめさせようとした時も
さりげなく間に手を入れ注意をそらすこと。



終わってからのミーティングの時はさすがに疲れたようで足元でうとうとしていましたが、最後の注意は
良い子ほど飼い主さんが無理をさせてしまうので、
あくびなどのシグナルを見たら席をはずし廊下などで休ませるように。

最初のミーティングの時にも注意されていたのに、3人のお年寄りとのふれあい。
花凛が嫌がらなかったせいもあって、ついつい私たちのほうが夢中になってしまいました。
反省。


彼はお年寄りの前で花凛を抱っこしていたので、イスに座っていたのですが随分疲れたようです。
大きさが中途半端でさわってもらおうとすると抱っこしている状態がちょうどいいのですが。
次回、私だけのときはどうしようかな?

私はとても楽しかったしこれから続けていく自信が出来ました。
セラピー犬デビューは《大変良く出来ました!!》 だと思います。


12月20日にユニフォームのTシャツ、
1月18日に花凛のバンダナと活動名札をいただいて
一応セラピー犬として正式に許可していただきました。



花凛も私もまだまだ半人前の見習い中。
一人でも多くの方たちから笑顔をもらえたらいいな・・・
そのためには私たちがまず楽しく笑顔で、ですね。



20日
杉並子供発達センターで訪問活動があるということで私だけ見学。
自閉症の子対象と聞いていたのですが、実際は重度の身障児3名とお母さん。
来ていたワンコもゴールデンとチワワとトイプードルの3頭。
お部屋の真ん中にござを敷いてその上でお子さんもワンコも寝そべってのふれあいです。
ワンコの腕の中に顔をうずめて幸せそうな子。
お母さんたちも皆さん明るくて、とてもアットホームな雰囲気。
これなら花凛も普段の状態でいられるのでいいかもしれません。

ゴールデンの子が13歳で今日で引退。
その後どうするか迷っていらっしゃいましたが、一緒に見学していた方
(2月1日のY会でデヴュー予定のショコラちゃん)も参加するということで続けられることに決定。
不定期で3ヶ月に1回ぐらいということですが、老人施設とはまた違ったふれあいを楽しめそうです。



22日
CAPP活動のためのボランティア講習会に出席。
本来なら活動前に受けるのですが12月が無かったため活動後になってしまいましたがとても参考になりました。

JAHAに関することや活動の内容の説明の後、
AAA(老人施設などでの動物介在活動)
AAT(医療現場で専門的な治療行為として行われる動物介在療法)
AAE(小学校等に訪問して行う動物介在教育)
の実際の活動の様子をビデオで見て、参加者14名の自己紹介と質疑応答。

気になっていた活動中のご褒美のこと(OK。ただし他の子が気にならないようににおいの無いもの)もわかりました。
鎖などを使ったチョークカラーやリードはお年寄りの皮膚を傷つけてしまうことがあるので禁止。
コマンドは「すわれ」「こい」などの命令口調ではなく、「おすわり」「おいで」などの聞いていて優しい声かけになおすことなども。

活動参加の基準をクリアしていれば、その子の性格にあった活動方法がありますとも。
例えば頭を撫でられるのが苦手な子は真ん中の皆が見える場所で
普段の様子を見てもらうだけでもいいんですよ、って。

そして最後に思ったこと。
皆さん活動場所が近くにない方が多い中、歩いていける距離に3ヶ所の活動場所があるなんて、
とても恵まれているな、ということ。
神様から、「お手伝いしなさい」といわれているとしか思えませんね。


2月1日Y会の活動が中止になってしまいました。
ノロウィルスが少し流行っているので大事を取ってのお休みということで残念だけど仕方ありませんね。

次の活動予定日まで一ヶ月。
この間に何か少しでもパフォーマンスができるようになったらいいな、と思い練習。
リーダーさんは「お座りだけでもいいんですよ」と言って下さったので、まず
お座り、ふせ、待て、おいで、をきちんとできるように。
これはどうにか大丈夫。

ジャンプ・鼻のあたりをこする〈ねむいねむい〉・ひざの上のハンカチに顎を乗せる〈あごピョン〉など、1日のうち10〜20分ほど。
こちらは、私がおやつを持っていれば少しだけできるようになってきたけれど、大勢の人の中でやってくれるかな?


2月14日
テリーライアンさんによるCAPPボランティアのための特別セミナーに行ってきました。



2月28日
K園で花凛2回目の訪問活動です。
終了後の感想は・・・むずかしい・・・です。

特にトラブルがあったわけではありません。
Y会での一回目があまりにもすんなりいったのでついつい期待しすぎてしまったようです。
今回、最初の30分は病室訪問だったのですが、お部屋を回ることに気をとられ
花凛の様子をほとんど見ていなかったことに後から気がつきました。
花凛にしてみたら、初めての場所であちこち引っ張りまわされ、抱っこされ、身体を触られ・・・
いい加減面白くなかったと思います。
その挙句、ホールでのふれあいでは、私におすわりだの、お手だのって言われ、ストレス相当たまったのでは?

帰り道、花凛には無理なのかな?って思ったのだけれど、落ち着いてからよく考えてみたら花凛のせいではなく
私が花凛の様子をほとんど見ていなかったこと、落ち着いて動けなかったことが原因だったと思い当たりました。

ハンドラー、失格です。


3月1日
昨日の落ち込んだままの気分を引きずってのY会での活動。
2日続けてでは花凛が疲れるかと思い私だけのつもりでしたが、
チームリーダーのKさんから「大丈夫、犬足りないから連れてきてね」と言われ急遽花凛もうれしい参加。
活動日が少ないので行ける時は慣れる為にも出来るだけ参加したほうがいいですものね。

Y会では集合場所に入った時から花凛も落ち着いていてとても良い子。

 向きを変えたいときはお尻をちょんと押してやる
 リードを引っ張らずに自分の身体を寄せて首輪をつかむ
 お年寄りの前にしゃがんでいる時、リードは短めに持ってたらさないように、
などのアドバイスを開始前のミーティングでしていただきました。
普段の生活の中でも参考になることがいっぱい。
でも、実際に活動が始まってしまうとなかなか注意が出来ずにいます。
そんな時リーダーさんはそっと横に来て「リード短くね」などと声をかけてくださいます。

終わってからのミーティング。
テリー・ライアン先生の言葉から、目はどうして二つあるのか?
一つは犬を見て一つは周りの状況を見るため。

でもなかなか出来ません。それどころか何も見ずに行動してしまう私。
何回も経験していくうちに何とかなるのでしょうか・・・
花凛より私のほうに不安材料がいっぱいです。

そんな時帰りに玄関のところで先日のライアン先生の講演会で
愛犬ピピちゃんとデモンストレーションをしていらしたFさんが声をかけてくださいました。
「洋犬と同じようにしようと思わないようにね。」ピピちゃんも日本犬のMIXちゃん。
ついつい人懐っこい洋犬と比べてしまいがちな私。
人は好きだけどべたべたするのは苦手な花凛。
ほんと、一番大事なのは花凛の気持ち、ですよね。
Fさん、ありがとう。

周りの方たちから見たら、花凛ちゃんは合格だけど飼い主さんが危なっかしくて見てられない、と感じられているのでは?
その時々に的確なひと声をかけて下さるので気分がとても楽になります。
まだしばらくは迷惑かけそう・・・
ちょっと力みすぎの私かも。

見学者の方が自己紹介でお話してくれたこと。
パートナーは保護犬のMIXちゃんだそうですが人から「何犬ですか?」って聞かれたとき「Happy犬!」って答えるんですよっ、て、
とても楽しそうに話してくださいました。
幸せをつかんだワンコと、そのワンコによって幸せになる周りの人達。
聞いていてなんか心がほんわかしました。


4月5日
Y会ではいつもリラックスしている花凛。
今日は一芸コーナーに立候補。
おすわり→握手→ふせ→ごろん→起きて、まで。ちょっともたもたしてしまうけれどそれもご愛嬌。
おまけの腕ジャンプもできました。
えらいね〜〜♪


今日は赤坂動物病院の柴内晶子先生が参加してくださりワクチンについてのお話しなどもありました。

最初の見学の時からご一緒していたYさんのありすちゃん。
活動参加のための健康診断で眼に異常があるのがわかりお休みしていたけれど今日からうれしい参加。
眼の手術はどうなるかまだわからないけれど、JAHAで専門の獣医さんを紹介してもらったり
アドヴァイスしていただいたりで、とても喜んでいらっしゃいました。
普段予防注射などで獣医さんに行ってもなかなかゆっくり相談できないけれど、
活動参加のおかげできちんと定期的に健康診断を受けることが義務付けられ、
そろそろシニアに向けての健康管理も必要になるお年頃、花凛にとってもよかったと思います。


4月7日
子供発達センター、花凛初参加。
近づいたとたん、体をゆすりながら車椅子を揺らしたU君にちょっとビックリ。
同じく初参加のショコラちゃんと周りをうろうろしていることのほうが多かったけれど
一緒に来た妹さんたちのお相手をしながら無事終了。


ここはお母さんたちの交流の場でもあるようなので、彼は遠慮して私と花凛だけの参加です。


4月8日
K園。
今日は病室訪問がないので、まだまだ未熟者の私は申し訳ないのですがちょっとほっとしています。

参加者8名&6頭?
いつもよりちょっと少人数。
活動前のミーティングではお年寄りと接する時の心構えについての再確認も。
まだまだ戸惑ってしまうことの多い私にはリーダーのKさんはじめベテランの方のお話がとっても役に立っています。

今日の花凛は、リフォームと続いての活動で少しお疲れさんのようなので、
お一人お一人のそばに行くよりも、皆さんに見えるようにジャンプをしたりして遊んでる時間を増やしてあげました。
一芸タイムもきちんとできたし、みんなで楽しめたかな?


5月3日
大好きなY会。
私たちは1階の担当。
今回は家庭にいるような雰囲気の中で過ごせるようにと、半分が畳のスペースになっていました。
車椅子ではなく、テーブルと椅子の間を通って畳のスペースに移動ですが、いすに腰掛けているお年寄りが声をかけてくださいます。
普段からおなじみの光景なので花凛もとってもリラックス。体をさわられても全然嫌がらず、です。
畳のスペースでも眼の高さが一緒なので、触っていただくのにはちょうどいい状態。
私たちも抱っこしたりしないでいいのでとっても楽でした。

また、ご希望の方にはお散歩体験をしてもらえるように次回からはショートリード持参になりました。


終わりのミーティングでは、シニア犬の行動の変化や介護についてのお話&前回のワクチンについての質問など。

JAHAではワクチンは3年に1回でOK。
ただしレプトスピラは不活化ワクチンで持続期間が短いためアウトドアで山などに行かれる方は年に1.2回接種すること、だそうです。


6月7日
Y会。
前回同様、1階のたたみスペースを4人の方たちと担当させていただく

ちょっとワンコたちが少なかったせいで動き回るのには楽だったけれど、
なかなかワンコと触れ合えず淋しかった利用者さんもいらっしゃったかも。


今日のワンポイントアドバイスはストレスサインについて。
のび・あくび・鼻をなめたり顔をそむける・地面のにおいかぎetc
ストレスは病気のきっかけになったり進行を早めてしまうので、サインを見逃さないようにと。
書き上げてみると花凛はストレスサインのオンパレードです、トホホ・・・
でも正常な反応のこともあるので周りの状況などから判断しなくては・・・

また、自分のワンちゃんのいいところを沢山見つけて伸ばしてあげましょうね、というお話しもありました。


6月10日
K園。

彼は体調が悪いため私と花凛だけ。

今回は病室訪問を希望された方お二人に5分ほどずつご挨拶を。
やっぱりもたもたしてしまった私。喜んでいただけたかちょっと心配だったけれど
後からいただいた写真を見たらお一人はとってもうれしそうな笑顔を見せてくださっていたのでほっとしました。

その後、他の方たちと合流してふれあい活動。
ここでも私はうっかりミス。
「まて」をしたあとご褒美を利用者さんの手から花凛にあげてもらったのですが、
いつもポケットに入れているウェットティッシュをバックに入れたまま来てしまい、
リーダーのKさんの手を煩わせてしまいました。

いつになったらきちんとできるのか、まだまだぼんやりの私です。



花凛と活動に参加して半年が過ぎました。
利用者さんの笑顔に助けられていますが、まだとっても不安です。
すっと手から逃げようとしてしまう花凛をみていると、このまま続けていっていいのかな?
と思ってしまいます。
でも活動場所に行くことは嫌がっていないようなので、
触ってもらうのは他のワンコたちに任せて、花凛は見てもらうだけでもいいのかな?
なんて思ったりも。

今一番の課題は、私自身がゆとりを持って活動を楽しめるようになること。
たぶんそれができるようになったら花凛ももっとリラックスしてお年寄りと遊べるようになると思います。
あまり気負わずにもうちょっと頑張ってみましょう。


7月5日
Y会。
今日で前半の活動終了。
8月はわんこの健康も考えて夏休みです。さて、押しかけ組の花凛ちゃん。
他の子と比べたらいけないんだけど、クールでマイペースな頑固者。
なかなか思ったようにはいかなくて(あたりまえなんだけど)、客観的に見ればしつけもなってないしで、
私の自己満足?って感じることが多くなってきました。

彼の感想は違います。彼にとっては花凛は最高のワンコ。
なかなかうまくやっているよ。上出来だよ、って。
信頼度、100%。

単なる親馬鹿とも思えるのですが、
私に足りないのはこの信頼感かもしれません。


9月20日
後半の活動スタート。最初はY会。
彼は仕事の都合がつかず私と花凛だけの参加です。

今まで私がなかなか花凛の気持ちを汲み取れず無理強いしてしまったりで帰り道は落ち込んでしまうことが多かったのですが、
今日はご褒美いっぱい上げて花凛が喜べるようにしたせいか久しぶりに楽しく活動できました。
いままでご褒美でつるのは良くないと思っていたのですが、花凛が満足すればいいんだもんね、と開き直りです。

今頃やっと分かったの?と笑われてしまいそうですが、私と花凛で遊んでいるだけでもいいんだ。
そのついでにお年寄りに声をかけて一緒に楽しんでもらえればいいのだ、とやっと実感。
Kさんが「無理に体をなでてもらわなくっても、普段の様子を見てもらうだけでいいんですよ」って
何度も言ってくださっていたのはこの感じだったのですね。
頭ではわかっていたのですが・・・
お年寄りに楽しんでもらおうと思うあまり花凛に無理強いし、思うように動いてくれないため、
結果的になんとなくギクシャクしてしまったり。
Fさんからも「洋犬と同じにさせようとしないほうがいいですよ」とアドヴァイスいただいていたのに、
やはり比べてしまい、勝手に「しつけが出来ていないから駄目だ」と思っていた自分が恥ずかしくなります。

まだまだいたらないハンドラー。
でもやっとひとつハードルを越えられたかもしれません。


9月30日
ベ○○○は初めての活動場所。
いっぱいごほうび用意して、まずは利用者さんの前でお遊び。
ごほうびの入っているほうの手を当てる「どっちかな?」 「ハイタッチ」など。
利用者さんに笑顔が見えたところで直接ごほうびをあげてもらいました。
ごほうびをもらうために花凛は利用者さんのすぐ前でお座り。そうすれば自然な形でなでてもらえるし。
小さなジャンプも披露しちゃいました。

利用者さんのそばに付いていらっしゃるスタッフさんや家族の方が笑って盛り上げてくださったので、楽しい1時間でした。


10月4日
大好きなY会。
ここはいつも20頭以上のワンコ、70人近い(以上?)利用者さんの参加です。
二つのフロアに分かれての活動。

6頭のわんこ、1匹の猫ちゃんと一緒に花りんは1階の畳の部屋担当。
利用者さんは約30名。
早速テーブル席のお年寄りに捕まってお遊び開始。
だいぶコツがつかめたようで、バランスよく3つのスペースをまわれたと思います。
花凛もうろうろ床の匂いをかいでいるだけ、なんてことがなくなりました。


10月14日
久しぶりのK園。
動物は猫ちゃんも混じって7頭。
利用者さんは16名。なかには102歳の方も。
人数的にはちょうどよくってとってもやりやすかったです。

花凛は1対1で撫でてもらったりするのはまだ嫌みたいなので、3人ほどの方の前でお遊びしては移動。
でも合間に手を出されて撫でられてもだいぶ平気になりました。
一度、おねだりの勢いがあまって利用者さんのひざに手をかけそうになり、ヒヤッとした場面もありましたが・・・

一芸タイムではジャンプ3回でみんなに見てもらえるように一周しました。

1時間足らずの間ですが、ほとんどの方の表情が楽しそうになります。
気持ちがすぐに表情に表れる方、表れない方。
笑顔になられた方とはこちらも話がはずみます。
でも表情の変わらない方も大切。犬が苦手だったのかもしれません。でも、もしかしたら大好きなのかも。
お名前を呼んで話かけ、そばにいるスタッフさんがひざ掛けの下から出してくださった手を取って
花凛にちょっと触ってもらったりもします。

終わりのミーティングの時にKさんから。
知らない方に触られるのは犬にとって、決してハッピーなことではないんですよ。
犬の様子を見ながらいかに楽しく過ごさせてあげるか、それがハンドラーの大切な役目
今回表情の変わらなかったSさん、次回は是非笑っていただきましょうね

今回も楽しく過ごせました。
私も少し自信がついてきました。


10月23日
国分寺にある小学校でのAAE活動を見学してきました。
子供と一緒にいるのは好きな花凛だからもしかしたらおてつだいできるかな?って思ったのですが・・・

体育館に1時間前の集合。
デモンストレーションの担当を決めたり簡単なリハーサルをしているうちに、
42人の小学3年生が入ってきていよいよ活動開始。

  担当の先生からの紹介。
  活動責任者から今日の活動の簡単な目的。
      犬との挨拶の仕方。犬のそばでしてはいけないことなど。
  一頭ずつワンコ入場。自己紹介と1芸披露。
  生徒数人も参加して、犬との正しいふれあい方のデモンストレーション。 
      飼い主さんと一緒の犬へのご挨拶
      放れている犬にあったら → 木になろう
      ころんじゃったら → 倒れた木、死んだふり
      触ってはいけない犬 → ご飯を食べている・赤ちゃんがいる・etc をパネルで説明
  動物を飼っている4人の生徒さんが作文を読んでくれました。
  グループに分かれてふれあいの時間。15分ほどでワンコは入れ替わります。
  生徒からの感想と質問。
      頭の上から触ったら、なぜいけないの?
      鳴くのはどんな時?
      猫はなぜ甘えん坊なの?

  生徒さんがお礼に「パフ」を歌ってくださって、途中から退場。
  最後にもう一度1列に並んでさようなら。

以上、ワンコにとって休憩無しの1時間半。
今回は見学者8名、参加犬10頭。(ゴールデン2・Mダックス2・トイプー2・ラブラデュードル・ビーグル・Eコッカー・柴)
みんなおとなしく良い子たちで触ってもらうのが大好きみたい。
またそういう子で無いと強いストレスになりそう。

子供たちのエネルギーって半端じゃないですね。
ほんとに触りたい、抱っこしたいって気持ちでいっぱいなのが良くわかります。
ゴロンしたゴールデンの背中を枕に寝ている3人の子の幸せそうな笑顔。
開いた足の間をくぐっていくワンコに上がる歓声。
うれしそうにリードを握ってお散歩の真似。
芸達者なワンコの周りでは笑い声。
そして抱きかかえられたり、首のあたりを抱きしめられてもおとなしいワンコたち。

犬の苦手な子5人のグループでは見学者さんが持ってきたぬいぐるみを使って触る練習をした後、
認定犬のMダックスちゃんと一緒に指の数は何本だ?など子供が興味を持ちそうなことを話しながら少しずつ慣れさせて
最後はみんなちょっとだけでも触れるようになっていました。


私もとても楽しかったしもしできることなら参加したい。
でも長時間体を触られているのは花凛にはまだちょっと無理があるかな?とも。
実際に参加するかどうかはもうちょっと考えて見ます。

ミーティングの時間も含めると3時間を越える拘束時間。
御自分のワンコを連れ、司会・段取りと大活躍の責任者の方のベテランぶり。
いつもは自分のことだけで精一杯ですが、ハンドラーとワンコの様子も見ることができたし、
お年寄りの施設とは全然違う活動にとても勉強になりました。


おまけ:
ゴールデンってどうしてあんなに優しくて人懐っこいんだろう。
セラピー犬にはピッタリ。いつも感心してしまいます。

参加犬の柴は花凛と同じ黒柴はなちゃんでした。メチャクチャ良い子。
ひいき目かもしれませんが、はなちゃんが入場してきたら生徒さんの席がどよめいていました。
犬って言ったらやっぱり日本犬なんだろうな!!
(なんてね。他の犬種の方ごめんなさい。勝手なたわごとと読み飛ばしてください)



10月27日
半年ぶりに子供発達センターでの活動。
台風接近の悪天候の中利用者さん1名、犬3頭(Mダックスのマーレ君・トイプーのエルちゃん・花凛)、見学者1名、獣医さん、
&児童館に遊びに来ていた親子連れ1組の飛び入り参加で開始。

マットの上で横になるU君のそばで花凛もお座り、ふせ。おやつでつっている間に撫でてもらう。
ゴールデンのラリーちゃんがいたときにはずっと抱きしめてラリーちゃんに顔をうずめていたU君。
花凛にはまだまだラリーちゃんの代わりは無理。
でも少しずつ二人の間でコミニュケーションが取れるようになって行けたらいいな・・・

エルちゃんもマーレ君も芸達者でU君の妹さんや飛び入り坊やは大喜びです。

最後の15分ほどは飛び入りのお父さんが花凛のお相手。
ゴロンしている花凛の背中をマッサージ。花凛も気持ちよさそう。
フローリングの床に寝転んだ花凛をそのままスーと犬が苦手な坊やのほうに押しやる。
坊や逃げる。お父さん再び押しやる。なんて、されても花凛されるがままのおりこうさん。
お父さんは花凛がすっかりお気に入りになってしまったようです。
坊や、花凛は大きいのでまだ怖いみたいだけれど、マーレ君やエルちゃんはさわれるようになりました。
よかったね。

終了直後遅れてきた利用者さんには私が花凛を抱っこして触ってもらいました。
そして車椅子にもどったU君にもまた遊んでね、のご挨拶。

後からもっとU君のそばにいてあげたらよかったと反省。
小さいワンコたちのフワフワの柔らかい肌触りはきっとU君にも気持ちがいいだろうな。
でも力の加減がわからないU君には小さいワンコはちょっと不安かも。
花凛も時々びくっっとしてるけど、少しずつ慣れていこうね。

今回ひらめいたこと。
30分ほどして花凛が疲れてきた頃私がU君の隣に行ってリラックス。
そうすれば花凛も横で寝そべるのでU君にもゆっくりさわってもらえたんだ、ということ。
飛び入りのお父さんと花凛の様子を見ていて気がつきました。
次回が楽しみに。


11月1日
Y会
久しぶりにホールでみんなと一緒です。
畳のお部屋のときのように自由に動けるわけではないのですが花凛はとっても上手に活動してくれました。
職員の方が撮っていたお年寄りとのツーショットにもきちんとおさまっていましたし。
問題はやはりもたもたの私のほうですね。


14日
散々迷った末赤塚新町小学校でのAAEに参加することにしました。
まず行動してみなくては花凛がどんな反応を示すかわからないし、
珍しく日曜日の活動なので、彼もそばにいれば花凛も落ち着いていられると思うし。
それに今月は1日のY会以外に活動日がなく余裕があるのも理由です。


そして今日、JAHAから赤塚新町小学校でのAAEのプログラムが送られてきました。
参加メンバーを見てちょっとびびり気味に。
リーダーは赤坂動物病院の柴内裕子先生。
いつもお世話になっているリーダーのKさんも愛犬マリちゃんと一緒。
他にもY会などでご一緒している先輩犬、カイ君、ジェニファーちゃん、・・・
様子を見学していたいぐらいのベテランさんばかり。
花凛きちんと座っていられるかなぁ・・・なんて急に心配に。
でもかえって1頭ぐらいお笑い部門がいてもいいかな・・・なんてね


18日
赤塚新町小学校でのAAE。

ゴールデン1、ラブ1、トイプー2、ヨーキー1、ポメ1、ピジョンF1&花凛。

時々私がどじった以外はとっても上手に進んだと思います。
初めての場面ばかりで落ち着かない様子を見せたこともありましたが花凛はとてもいい子でした。

幼稚園児から6年生までの子供たち40人ほどと父兄の方たち。

ほとんど犬に触ったっことのない子供たちは大喜び。
やっぱり子供と一緒にいるのは好きな花凛でした。

子供と遊ぶのは好き。
でも遊ばれるのはちょっと嫌?

最初は一人ずつと握手してごほうびやってもらって、と考えていたのだけれどめちゃめちゃ。
私の指示はよく聞いて落ち着いてごほうび待てるけれど、子供の手からは奪い取ろうとします。
なかなか思い通りにはいきませんね。
囲まれた輪の中から抜け出しちゃうこともあったし。

でも、終わってからのミーティングの時にまた参加してもらえますか?って言われたので合格はしたみたいです。

とても楽しかったです。
今日はお父さんの会主催だったので日曜でしたが、普通AAEは小学校での授業の一環なので活動日は平日。
でもKさんが車でご一緒にと言ってくださったので、時間に余裕があるときはまた参加しようと思います


12月6日
Y会。今月は思い思い工夫を凝らしてのクリスマスバージョン。
サンタさんやトナカイさん。みんな可愛く変身です。
花凛は首周りに赤と緑のリボンで飾ったベルをつけました。

担当は1階の畳のスペースがあるフロアでしたが今日は私も花凛も合格点。
余裕を持ってほとんどの利用者さんとおしゃべりできたし、
花凛の可愛いところもいっぱい見ていただけたと思います。
抱っこして撫でられてもおとなしかったし、
椅子の下に隠れて伏せの状態で他のワンコの様子を見てた時には、
そんなしぐさも可愛いって笑ってもらえました。


初めての見学がちょうど一年前、12月のY会でした。
みんなのおりこうさんな様子に感心して、
不安な気持ちを抱えながらも一緒に活動できることをうれしく思いました。
前半はへんに考えすぎて、頭ではわかっていてもなんとなくぎくしゃく。
でも後半、少しずつですが活動を本当に楽しめるようになってきました。
私も花凛に負けず劣らずの頑固者(というか、花凛が私に似たんですよね)。
納得できるまで一年もかかってしまいました。


花凛は最近益々表情が優しくなってきたように思います。
年齢のせい?
いいえ、きっと皆さんから可愛いね、いいこだね、って言われるのが
花凛だってうれしいんだと思いますよ。
続けていて、良かった!!



☆クリスマスツリーの前でハイ、チーズ!みんな可愛いでしょ☆



19日
K園。
犬7頭、人11人での活動です。
最初は2階、3階に分かれて
希望された方のベッド訪問。
そのあとホールで一芸披露とふれあい。

最後の歌はクリスマスにちなんで赤鼻のトナカイ。
彼はオカリナデビューで伴奏、なかなか良かったですよ。

ベッド訪問は花凛も疲れるみたい。
夕食後、普段ならおねだりに来るお茶の時間もぐっすり寝ていました。


23日
ベ○○○。
お母さんのお仕事の都合でお休みしていたゴールデンのショコラちゃんが久しぶりに参加。
ショコラちゃん、人懐っこくてとっても良い子。10ヶ月ぶりぐらいだったのにすぐに雰囲気
にも慣れて、しっかりお年寄りとコミュニケーションとっていたので感心しました。

この日は犬5頭(ゴールデン・ジャックラッセル・キャバリヤ・Mシュナウザー・花凛)+人9人。
利用者さんは11人+スタッフさんや家族の方たち。
一芸紹介のとき指示を聞き損って私がどじってしまったけれど、
ちゃんとリーダーさんがフォローしてくださって無事終了。
ここでは家族の方たちも一緒に楽しみながら盛り上げてくださるので私も楽しく遊べます。


今年の活動は今日で終了。
あっという間の1年。改めて花凛っていいこだなあ、と実感した1年でした。

一芸用に覚えたこと。
最初はおすわりと伏せぐらいしか出来なかったのに持ちネタふえました。
握手、ハイタッチ、どっちかな?足の間から顔を出しておすわりする「お顔」、
ちょっとだけ手を上げる「お返事はーい」、一番のお得意は腕ジャンプです。
人前ではなかなかやってくれないけれどゴロン、ひざの上に顔を乗せる「あごピョン」など。
「あそぼう」といって布フリスビーを見せると
ご褒美目当てかもしれませんが花凛もうれしそうにとんできます。
毎日、夕食後の10分ほどがお遊び+練習タイムになりました。
活動のおかげで私と花凛のふれあいタイムも格段に増えました。
さあ、来年もみんなと一緒に楽しく頑張ろうね♪

チームリーダー始め支えてくださったボランティ仲間の方々、
施設のスタッフの方々、そして笑顔で励ましてくださったお年よりの皆さん。
一年間ありがとうございました。


このメモを読まれて、大変そう、とても無理だわ、って思われるかもしれません。
ごめんなさい。
でもここに書いたことはあくまでも私と花凛のこと、というより私の社会性の無さやいい加減さが招いている問題。
私があれこれ勝手に考え悩んでいることばかりです。
だから難しく考えないで!

参加するのに資格は何も要りません。

CAPP適性セルフチェック(犬・猫)
□ 人間大好き!人見知りしない
□ 他の動物たちとも仲良くできる(こわがったり、攻撃したりしない)
□ 見慣れないものや、大きな音なども大丈夫
□ おすわり、マテなどの基本的なしつけができていて飼い主が確実にコントロールできる(犬の場合)
□ 健康管理はバッチリ(定期健診、予防)
□ 生後8ヶ月以上

以上をだいたいクリアしている子なら大丈夫です。
活動に参加したいな、と思われる子達ならほとんど合格なのでは?

完璧でなくてもいいんです。
他のワンコは苦手、利用者さんが撫でようとするとよけてしまう(花凛も最初はそうでした)、
そんな子もいます。
見てもらうだけでもいいんですよ、ってよく言われました。
この活動ではワンコにストレスを与えないことをとても大切に考えてくださっています。

散歩していると必ず声をかけられるし、犬好きと見れば駆け寄っていく花凛。
そんな花凛をみて、しつけに少々不安を感じながらも押しかけていった私たちですが、
メンバーの方たちは温かく迎えてくださいました。

是非1度見学して参加してみてください。
思っている以上にたくさんの喜びを受け取ることが出来ますよ。

なお、1年以上、10回以上の活動経験があればCAPP犬の認定試験が受けられます。
施設訪問だけではなくイベントでのデモンストレーションなど活動の場も広がります。
我こそはと思われるわんこはぜひチャレンジを。

花凛は、というと、とっても無理です。
やはり私がきちんとしたしつけ方を知らないのは、大きなマイナスだと思いました。
家ではきちんとできて100点満点でも雰囲気が変われば行動は変わってきます。
建物内に入るときの足拭き、活動前の簡単な触診
(私ならどこを触りまくっても大丈夫なのですが)なども最近嫌がることも。
こんなときしつけができない私自身がすごくなさけなくなります。
でももう5歳をすぎた花凛にこれから無理を強いるのはかわいそうな気もします。
花凛の良さはのびのび奔放。

JAHAのホームページでは認定インストラクターさんも紹介されているので年齢の若い子や、
まだパピーだけれど将来参加を考えていらっしゃる方は教室に通われることもいいと思います。

詳しいことはJAHAのホームページをご覧になってください。
一人でも多くの方が参加してくださいますように・・・♪ 
 
 




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