セラピー犬の仲間入り・CAPP活動

《石の上にも3年》といいますが活動も4年目に入りました。
私もやっとゆとりを持って動けるようになってきたかな?
でもその分、緊張感も薄れいい加減になってきたかもしれません。
始めた頃のわくわくする気持ちをいつまでも忘れずに
今年も楽しみながら活動に参加して行きたいと思っています。

2010年1月7日
今年最初の活動先はY会。
花凛は8頭のワンコと3階で30名ほどの利用者さんとのふれあいです。

「たきび」を歌いながら入場、自己紹介の後ふれあい。
パフォーマンスタイムはフーチちゃんの「お茶碗持って来て」と
オノちゃんの「お座り、お手、まって、そして2速歩行でのクルクルまわり」
とっても可愛い!!
花凛は「宝探し」
いつもすぐ持ってきちゃうのでフェイントで最初置いたふりして反対側においたら、
車椅子の向こう側まで行ってしまいヒヤッとしたり。
でもきちんと見つけて持ってきて皆さんから拍手もらえました。

フラフープの輪くぐりは今日はワンコの数が少なかったので一頭ずつゆっくり見ていただきました。


終了後の反省会で。
○今日はワンコもお正月気分だったのか緊張していたのか、施設内で粗相をしてしまう子が5頭いたそうです。
  そんな時はさりげなく始末できるようにトイレシートや消臭スプレーを自分でも用意しておくといいですよ、って。
  TLさんはいつも持っていますが、あわてて呼んだりしていると目立ってしまうので、すばやく、さりげなく・・・です。
○施設の方から。
  「犬は嫌い」って言っていた方がトラのお洋服を着たオノちゃん(トイプー)をおひざに乗せて一言、
  「かわいいなあ〜」ですって。私たちもそれを聞いて「うれしいなあ〜」です。
○勉強会は心臓病について。特に高齢の小型犬に多い「僧帽弁閉鎖不全症」。散歩中や夜中に咳き込んだり、
  呼吸が荒いなどの症状があったら病院でレントゲンや超音波の検査をしてもらうように。
  高齢になったら塩分は控えめに(人間と同じですね)という注意もありました。
  10歳前後になったら、ヨーキー・マルチーズ・シーズー・キャバリアちゃんは特に注意してあげてくださいね。

ビビリ花凛が微妙な間隔とっていますが
優しいカイ君となら一緒に並んでいられます。

入口にはお正月飾りが。
門松は利用者さんたちの手づくりとかで
とっても素敵でした。

ピンボケなのが残念。
施設内で撮る写真いつもピンボケ気味。
理由やっとわかりました。
デジカメ設定を室内に変更しないでとっていたんです。
相変わらずドジな私。
これからは気をつけなくては・・・



1月19日
彼も一緒にEクリニック。
最初の自己紹介で。
名前についてフックちゃんは「福が来るでお正月にふさわしいんですよ」っていわれたので 
花梨は「日本犬らしく凜の字を使ったのですが凛々しくなりすぎて男の子に間違われます。」といったら彼がすかさず「宝塚の男役です。」
それを受けて次は「お姫様役ぴったりのふわふわマリちゃんです」。
つづいて天使のチロマちゃん。
何となく楽しくスタート。

今日の花凛はとってもリラックスしていて、いい雰囲気でメンバーさんたちとのふれあい。
顔なじみの方もでき安心しきっているのかしら。
男の方が多いのも、お父さん大好きの花凛には良かったのかも。
撫でられているうちにゴロンと横になってすっかりくつろいでいました。
「どこ触っても平気なんだね」
「日本犬はご主人以外には気を許さないって言うのにね」
犬を飼っている方からはフードの種類を聞かれたり、
指先触りながら爪切りはどうしているの?とも聞かれました。
触るだけならいいのですが、爪切り持ち出すと警戒して逃げだし絶対切らせてくれないんですよ、っていうとおんなじだ、って笑ってました。

メンバーさんとの勉強会はJAHAのセラピー犬認定試験の内容について簡単に。
福来ちゃんがモデルになって実際にどんな試験が行われるのか見せてくださいました。
犬同士や、猫などほかの動物との接し方。
歩行中の大きな音や傘の開閉、落下物に対する反応。
また、思わずみんなから笑いが起こったふれあい中の模擬問答など。

花凛なら80%大丈夫。
でも、一定時間じっと動かずのステイや、クレートトレーニングはしてないから無理。
それ以前に私がハンドラーとして臨機応変に利用者さんとのコミニュケーションとれないし・・・
なんて考えながら私も楽しくお勉強。


そんな時も今日の花凛はずっと一カ所で動かず、のんびり。
おやつもほとんど欲しがらなかったしほぼ理想的。
ここでは私たちが動くのではなく、利用者さんが好きなわんこの所を移動するスタイルなので花凛も落ち着けるのかも。

ポラロイドでメンバーさんとワンコのツーショット写真とってお持ち帰りいただいたり、なんてお楽しみもありました。


終了後の反省会でスタッフの方からのお話。
活動後利用者さん同士が携帯でわんこの写真見せ合ったりなど、今まで見られなかった光景も。
また、前日から花凛ちゃんに会うのが楽しみといってくださる方もいらっしゃったそうです。
とってもうれしいです。


1月27日:             
練馬区の小学校でのAAEに彼と一緒に参加。
約100名の2年生対象で10頭のワンコがお相手です。
プログラムはトンネルくぐりがなかったけれど、いつもとだいたい同じ。

今日の花凛はどうも彼のほうが気になったみたいで、デモのお手伝いをしている彼に呼びかけちゃったりでおりこうさん度はいまいち。
でもふれあいの時間、彼も一緒になったらとってもいい子でした。



2月2日
Eクリニック。
ここではゆったり、のんびりの花凛です。
リラックス状態で寝そべっているのを撫でてもらいながら、
メンバーさんの飼っていらっしゃる犬のことや、普段の花凛の様子など、おしゃべり。

今日は希望される方には予備のリードを持ってもらって室内でお散歩体験もしていただきましたが、
好評だったようです。
今回花凛はご指名がなかったので良かったのですが、
正しいお散歩の仕方(リードの持ち方・信号待ちのお座りなど)、私もきちんと勉強しなくては。


2月4日
Y会。
ここはいつもボランティアさんの参加が多いので、3つのフロアに分かれての活動です。
今日の花凛はシーズーのくうちゃん、ラブのヴァセルちゃんと1階担当。
25名ほどの利用者さんとのふれあいを30分。その後メインのフロアに合流して自己紹介や輪くぐり、歌を歌って終了です。


カイ君のママが貸してくださった鬼さんへの変身グッズ。
花凛はすぐにブルブルをして落としてしまうのでピクシーちゃんに。
ピクシーちゃんは全然気にせずずっとかぶっていてくれました。
おりこうさんです。




昨日の節分で追い出されてきた
気の優しい鬼です。
っていう顔つきのピクシーちゃんでした。



今、この文書いていて思い出しました。この日はちょっと慌てたことが。
私たちは活動時パートナーと一緒の写真をはったネームカードをぶら下げています。
私は裏に話題に困った時用に花凛の赤ちゃんの時の写真を入れているのですが、
それを見つけて利用者さんが「これは私の」って首から提げたカードを引っ張って放してくれなくなっちゃったんです。
すぐに、施設のスタッフの方が気づかれたし、「ゴメンナサイね、これは私の大事なものだから」といって
手をさすっていたら落ち着かれたので良かったのですが、とっさにどうしようかと思ってしまいました。
強引に手を放させるのは絶対いけないし、とりあえず花凛の写真を出して渡すことで気持ちが切り替えられたのかもしれませんね。



2月10日
ユニフォームのTシャツを後ろ前に着てしまう、という大ドジで始めてしまった今日の活動。
他の子が自己紹介をしている間に、慌ててもぞもぞ、あ〜はずかしい!!です。

今日は三鷹市の小学校でのAAE。
参加犬は17頭(すごいですね)。児童数は75人。
本来なら犬の数が多いのでたっぷり子どもたちとのふれあいが出来るのですが、
終了後柴内先生の講演があるため活動時間は45分。

自己紹介、1頭30秒としてもそれだけで約10分。

デモも「木になろう」は各グループに分かれてから。
花凛はトイプーのチロマちゃん、ゴールデンの蘭ちゃんと一緒。
ふれあいはグループ内の柴犬に触りたいっていう二人の子と。
おやつや水を上げてもらって、握手して肉球のぷよぷよ感を楽しんでもらいました。

早回しをしているような大急ぎの活動。
でも、短かったけれどその分密度が濃かったような気がしました。


後日、生徒さんからのお手紙が届きました。
餌をあげたりがとても楽しかったみたいで、「またかりんちゃんに会いたいです」って書いてありました。
大事な宝物です。


2月23日: Sホーム


3月2日: Eクリニック 
        

3月14日: ベ○○○


どこの施設でも最近終了後にスタッフの方からよく言われます。
ふれあい中のお年寄りは普段見ることのないような笑顔なんですよ、って。



4月1日
Y会。
活動前のミーティングでKさんからのお話。
お年寄りと接する時のスキンシップの大切さ。私も同感です。
お話しするとき、お名前呼んで、必ず手をさすってあげたり、おひざに触れたりしています。
それだけで表情が柔らかくなる方がほとんどです。


今日は1階のフリースペース担当
お部屋に入って正面の窓の向こう、満開の桜。
思わず利用者さんとのお話もはずみました。

花凛はどちらかというとマイペース。
最初のうちはにおいかいでうろうろ。
テーブルの下にもぐりこんでしまったり・・・
なので、自然と私が前に出てのふれあいになってしまいます。
落ち着いたところでボールキャッチやジャンプを見てもらって、合間に撫でてもらったり。
30分があっという間。
その後2階のグループに合流して車椅子の方たちと少しだけふれあい。
ここではほとんど抱っこしていすに腰掛けた状態で触っていただきました。
最後の「幸せなら手をたたこう」の歌の時も花凛の手と利用者さんの手でタッチしたり
肩たたきあったりでとても楽しくできました。
花凛も嫌がらなかったし、これから最後は抱っこした状態もいいかもしれませんね。



4月6日
今日のEクリニックは急遽シルバーさんのフロアに。
50人以上の利用者さんに対して犬6頭猫1匹でお相手することになってしまいました。
しかも最初の20分ほどは3頭だけ。
どうなることかと思ったけれどみんな頑張りました。
普段はマイペースな花凛もこんな時はちゃんとわかるみたいで、5、6人の方を前にしてお座りや握手、
ボールキャッチなどをやりながら少しずつ移動して・・・
をきちんと見せてくれました。


次回からの宿題。
犬の病気について
毎回一人10分ほどで説明をすることに。
私は日本犬のかかりやすい病気ということで
皮膚のトラブルについて。
最後はS先生がまとめてくださるそうなので
安心していますが順番来るまでに
ちゃんとお勉強しておかなくては。


写真は少し早くついたので近所をお散歩。
IWGPのサクラです。



4月18日
K園。
名前どおりのゴールデンコンビ、りきちゃんとレオ君。
可愛らしいトイプーのポチちゃん、おの君。
そして花凛の5頭で20人ほどのお年寄りと遊んできました。



5月6日: Y会
暑かったので、のんびり歩いて行くつもりで早めに家を出てきたら
20分ほどでついてしまいワンコ一番乗りでした。
活動前の健康チェックも一番に。
「落ち着いてますね!!」って褒められてしまいました。
連休疲れでボーっとしていただけかもしれませんがね。

看護士のTさんが健康チェックの後、話してくださったこと。
「連休中熱中症で運ばれてきたわんちゃん。
結局お別れする結果になってしまったのでこれからは暑さ対策忘れないようにね」と。
車内はもちろんのこと、キャリーにいれて一緒に移動している時でも注意した方がいいそうです。

今日も用意してきましたがこれからは活動中も保冷材が必需品になります。



担当は1階のフリースペース。
マイペース花凛にはむいているみたいで私も気が楽です。
30分のふれあいの後みんなに合流。
輪くぐりや最後の歌をお年寄りと一緒に歌う時間も大好きです。



活動中、今日は「週刊東洋経済」の方が取材にいらしてました。
5月24日発売号でペット関連の特集をするそうです。



5月26日
F療育センター。

犬が来るのを待っていましたよ、って言う雰囲気がいっぱいのホール。
犬8頭に対して利用者さんは26人+スタッフ20人+ご家族。

利用者さんは肢体不自由な方たちで、手を伸ばしたりということがほとんどおできになりません。
なので、花凛はほとんど抱っこ。
手の動く範囲まで花凛を抱き上げ撫でていただく、というふれあいかたです。
目の見えない方には花凛の手でとんとんして、爪や肉球の感じ。
鼻の濡れている様子やとんがった耳などを感じ取ってもらえたかなと思っています。

活動前のミーティングでは、反応がゆっくりなので、私たちの方もゆっくり対応しましょう、
との注意がありましたが、ほとんどの方がすぐに顔がほころび、喜んでくださっているのが伝わってきて
うれしくなりました。
表現できない方も、花凛の毛を触ってもらっていたら
「ほら、まぶたの上が動いているでしょう」って、
スタッフの方が教えてくださったりの場面もありました。
温かい犬と触れ合うことで体の緊張がほぐれるのでしょうね。

パフォーマンスタイムの花凛は「待て」と「おいで」、バージャンプ。
抱っこから解放されていつもより元気にできました。


症状は大変な方たちばかりですが、利用者さんもスタッフ・ご家族の方も、そして私たちも
沢山の笑顔につつまれ、幸せいっぱいになった活動でした。


ずっと抱っこされっぱなしで花凛はストレスたまっちゃったかな?
でもとってもいい子でした。
お疲れ様!ありがとう!!




5月1日付朝日新聞朝刊に
「動物セラピー 善意頼み ―― 経費の大半持ち出し」
という記事が出ていました。
そういえば去年の暮れアンケート依頼がありました。
う〜〜ん、確かにボランティアって持ち出し部分多いですね。


CAPPでは健康診断の費用。
交通費。
中型犬以上は移動手段が車になるので運転できないと困るし、ガソリン代も。

でも、年1回(花凛は病院訪問にも参加しているので年2回+腸内検査)の健診は
活動に参加していなくてもワクチン接種のときなどにお願いしておいたほうがいい事だと思います。
特にシニアになったら当然かな、って。

ガソリン代駐車料金などは一緒に遊びに行ったと思えば苦になりませんね。

大変だなと思うのは前日のシャンプーぐらい。

我が家にとっての活動参加はボランティアというよりはレクリエーション、月に何回かのお楽しみなので、
経費の持ち出しについてはあまり気にしていないんですよ。
遊びに行けばお金かかるの当たり前だから。

笑いながらのおおぜいの方たちやワンコとのふれあい。
可愛いね、いい子だね、ってほめられて幸せな気分に。


活動に参加して、ブラッシングやはみがき、体重管理など健康面での意識が高くなったのもプラス面。
おまけに気になることがあれば、動物病院の先生や看護士さんたちの無料相談つきです。

いいことのほうが多くないですか?

あっ、でも、健康診断の文書料3150円。
JAHA認定病院で受けているのだから、割引してくれたらうれしいんだけどな・・・



6月1日:Eクリニック

6月3日:Y会
久しぶりに車椅子の方たちのフロア。利用者さん25、6名に対して犬10頭以上。
今日はミニダックスちゃんが5頭いて、一緒に並んでのパフォーマンスタイムや輪くぐりの時なんかはとってもかわいかったんですよ。
花凛のパフォーマンスは待て・おいででお顔(開いた私の足の間にお座り)・ジャンプ。
楽しんでいただけたかな?
「お顔」はカイ君の「まんなか」と同じことだったので、いつか一緒にやってみたいです。

活動前の健康チェック。
自分から寄っていく花凛に、看護師のTさん「やっと慣れてくれたかな」ってニコニコ。

ほかの活動のときには〈なかなか素直にチェックさせてくれない花凛〉ということで、看護士さんや先生の間では有名みたい。
困ったチャンです。



6月20日
ベ○○○
ワンコ5頭。
ミニプー、トイプー、ヨーキーちゃんは抱っこ。
ゴールデンのショコラちゃんはなでてもらって花凛は見てもらって、でなんとなく役割分担?
利用者さんに投げてもらったおもちゃのキャッチや、持ってもらったタンバリンをたたいたりで
皆さんに楽しんでもらえたのでは。

このごろ、こちらの方たちはほんとにしっかり活動を楽しんでくださる方が増えたみたいで、
最初から反応がよく、終わったときにもまた来てね、って声をかけてくださいます。
うれしいですね。


6月22日
Sホーム。
開放的な明るいホール。
素敵なスタッフの方たち。
私も遊びに来るのが楽しみなホームです。

利用者さんは20名ほど。
ワンコ5頭に猫のノンちゃん、モルモットのピーター君が一緒です。

パフォーマンスはカイ君と「待て」〜「おいで」でママの開いた足の間にお座りする、まんなか・お顔です。
コマンドは違うけれど、先日のY会で偶々同じことができたので一緒にやりたいな、って思っていたからうれしい!
カイ君はゴールデンらしく陽気に。
花凛は日本犬らしく少し気難しげに。
なんか性格現れていて楽しかったです。

ふれあい時、最近は抱っこしてさわってもらうことが多かったのですが、
今日の方たちは皆さん手を伸ばしてくださったので私も花凛も楽でした。
入場の時は歌に合わせて皆さんの前を周るのですが、そのときからさかんに撫でてくださいました。
手を伸ばす、輪くぐりようのフラフープを持つ・・・などはリハビリにもなるそうです。



訪問先でカイ君と一緒。
こんなに近づいてのツーショット、初めてかな?
なかなかいい感じ。
カイ君優しいものね!

ビビリの花凛もカイ君大好き!!

こちらは活動終了後、お父さんの足元で

2枚ともカイ君のママが撮ってくださいました。
いつもありがとうございます♪



6月27日
K園。
今日のメンバーは、存在感抜群、英ゴルのレオ君。
陽気で遊び上手なラブのヴァセルちゃん。
白いフワフワ、抱っこで人気者のTプー、ポチちゃん。
病室の方にも笑顔をお届け、パピヨンの天ちゃん。
そして花凛です。
みんな暑いのによく頑張ってました。



終了後、反省会での花凛。
 今日はどうでしたか?って言ってるみたい。
 お父さんの足元でいい子です。

 


7月1日:Y会

こちらでの活動はいつも10頭以上のワンコ、猫に小鳥にモルモットと、ボランティアさんの参加が多い施設です。
そこで今日の勉強会はモルモットさんについての説明でした。
活動はもちろんケースに入れてみてもらうのですが、
利用者さんにお見せすると「ネズミはいやっ!」って言われる方もいらっしゃるそうです。
モルモットはハムスターよりも大きくて動きもおっとりしているし、あまり噛むこともないので家庭でも飼い易いそうです。
長いシッポもないし、どちらかというとウサギにちかいかも。


ネズミつながりで。
最近周りでもネズミを見かけるそうです。
ネズミは色々な病気を運んでくるので、よく見かける場所でのお散歩は気をつけたほうがいいですよ、って。
レプトスピラもネズミが媒介し、犬から人間に伝染する怖い病気なので、
川や山などにいく場合はワクチンを接種していくことを勧められました。
ただ、単独でのワクチンを接種してくれる病院は少ないそうです。
花凛は、山歩きで沢や川に入ることが多いので、8種混合のワクチンを毎年うってもらっています。
レプトスピラについてはこちらに詳しく書いてありました。


前回から参加しているMDちゃん。
ミーティングの時、さかんに吠えていて飼い主さん、気にしていました。
吠える行為は目立つので、つらいですね。
前回、同じフロアで活動中のときはあまり気にならなかったのですが。
もうちょっとがんばって経験をつんでいくうちに慣れてくれるのかな?
でも大きなストレスになっているのなら可哀想だし。
花凛も最初はいろんなことで随分悩んだので、何となく気持ちわかっちゃいます。
今、きっと飼い主さん、迷っているんでしょうね・・・



活動を始めたのも、年齢もおんなじ。
仲良しさんのアリスちゃん。
フラットコートレトリバーです。
いつもしっぽパタパタでとってもおりこうさん。
おめめ光っちゃってゴメンネ。

玄関に七夕飾りが。



7月2日
練馬区の小学校でのAAE。
一昨日行われたAAEでは蒸し風呂状態の体育館で犬も人も大変だったとか。
ウチワや保冷材大目に用意してと言われ覚悟していったのですが、
体育館の出入り口が全部開けてあり、少しは風も入ってきて思っていたほどではなく助かりました。


今回は
バーニーズ、ビションF、チワワ、柴各1頭。Mダックス2頭にTプー3頭の計9頭。
子どもたちは1年生、3年生、わかば学級の計60名ほど。

プログラムは正しい犬とのふれあい方まではいつもどおり。
そのあとは犬への負担を減らすためにちょっとプログラムが変えてありました。
まず9のグループに分かれてのふれあいが15分ほど(いつもは約30分)。
そのあと二つのグループに分かれて犬種ごとの特徴やお仕事、得意なトリックなどを見てもらいました。
一頭ずつなのでその間他のワンコは休憩です。

最期の質問タイムでは、
大きなバーニーズのノアちゃんと小さなチワワのみゅうちゃんにみんなの興味が集中でした。
ノアちゃん42kg、みゅうちゃん2kg。
同じ犬でもこの違い、子どもたちは不思議でしょうね。


花凛は2日連続の活動だったし、暑さの負担も考えて、
グループふれあいの時は触ってもらうのを減らす意味でまずお散歩。
余分に2本のリードを持っていって二人の子&私でグループのまわりを一周ずつ。
そしておやつ、お水を上げてもらい、さわってもいいよの時間が3分ほどでタイムアップ。
ノアちゃんみたいに大きければ、その優しい存在感で、
小さな子なら順番に抱っこしてもらうこともできるのにね。
子どもたちはきっともっとさわりたかったと思うけれど、ゴメンネ。


もう一つのゴメンナサイ。
グループについてお散歩のあと、先生からわかばの子が一人いますといわれました。
その時すぐにその子の隣に移動するべきでした。
8人の子に囲まれバタバタしていると、落ち着いているつもりでもやはりその子に対するフォローが足りなかったのでは、
と後からの反省になってしまいました。
特別扱いするというのではなく、
他の子の陰になってしまいそうになるのをもっと積極的に関わってあげたかったな、という思いです。

小学校のすぐそばには光が丘公園が。
緑いっぱいで気持ちよさそう。



準備完了。
  バンダナの中には保冷材。団扇も必需品




9月16日: Y会
夏休みも終って今日から活動再開です。

3頭のワンコとモルモット、猫ちゃんと1階のフリースペース担当。
今日は利用者さんとの言葉のやり取りがいつも以上にはずんだ気がしました。
いつもだと「犬は苦手」とだけおっしゃっていた方が、同じテーブルに座っていた方たちをみて
「でもその方たちは好きだからいいわよ」って付け加えてくださったり。
で、「じゃあ、見ているだけでね」って張り切ってトリックいろいろ。

皆さん喜んでくださるのはジャンプとネンネ。
「ご褒美、なにあげるの」って聞かれたので手に持っていた5mm角のクッキーをお見せしたら
「あんなに頑張っているのにそれだけなの」って、花凛、同情されちゃいました。

他にも
「凛々しいお顔してるわね」
「今、何歳なの?」
「人の年にしたら?」
なんて質問も。

ミニダックスのマーレちゃんと大きさの違いを比べて見てもらったりも。
なんだかすごく楽しんでくださっているのが伝わってきて、私もうれしくなってしまいました。
30分がほんとにあっという間でした。

その後、車椅子の方たちのグループに合流して、輪くぐりとふれあい。
最後の「幸せなら手をたたこう」は、赤柴ちゃんを飼っていたという方と一緒に歌ってきました。




9月21日
Eクリニック。
こちらでは活動前に待合室でふれあい開始。
顔見知りの方や、犬好きの患者さんが声をかけてくださり、花凛も自然体で皆さんにご挨拶。
私はこの時間も大好き。

今日の利用者さんはフォーマル・デーということで、男性はスーツ、女性はちょっとドレスアップ。
床にすわってふれあいというわけには行かないと思い、私たちが皆さんのところを順番にまわって行くスタイルで。
お勉強タイムは「犬とネコのボディーランゲージ」についてアイちゃんのママがお話してくださいました。
写真がいっぱいの資料を用意してくださったのでとても分かりやすかったです。

終了後、スタッフの方がアンケートの結果を教えてくださったのですが
  芸のできない犬・他の犬も見たい・もっとゆっくりさわりたかった・お散歩に行きたい、などの意見がありました。
私も感じたのですが、今日は皆さん自由に移動して好きなワンコのところに行きたいなあ、という雰囲気でした。

  動物にふれることによってメンバーさんが笑顔になり、メンバーさん同士の交流も生まれる。
  アニマルセラピーがあるからと来所日以外でも来る方。
  アニマルセラピーに出たいという新規のメンバーさん。

リラックスした雰囲気を感じて楽しみにしてくださっている方も多いようで、私もうれしいです。


次回のお勉強会は私が皮膚病について話すことになりました。
2週間しかありません。これからお勉強しなくては・・・


9月22日
彼も一緒にF療育センター。
25名ほどの利用者さんに、同数のスタッフさん。
車椅子の前には私たちのために丸いすも用意されていて、全体のスペースもゆったり。
とてもやりやすかったです。
でも、皆さん身体の自由が聞かない方たちなので、
顔の向いているほう、手の動く範囲のところにと、
それぞれのパートナーを連れて行かなければなりません。
で、花凛はほとんどずっと抱っこ状態。
花凛の体が触れると、ニコッと穏やかな表情が浮かんだり、花凛の耳を握ったままうれしそうに離さない方。
わずかな刺激、感覚から動物の柔らかさ、温かさを感じ取ってくれているのだと思います。
スタッフさんに言われなくても、小さな表情の変化が私にも分かるようになりました。
フワーッとリラックスされている雰囲気も伝わってきます。

いつもと違って抱っこされっぱなしの花凛。
きっと沢山我慢していると思います。
でも、ここでは、こうするんだよね、ってわかっているみたい。
ありがとう、花凛はほんとにえらいね。

さよならの後、スタッフさんが声をかけてくださいました。
 「ご家族一緒に、ってとってもいいですね」って。
彼にも、ありがとう、です。


10月2日

駒沢公園で開催された「2010動物感謝デー」
去年に引き続きJAHAのブースでお手伝いして来ました。

いつもの活動とは違って何となく学園祭ののり。
いつもご一緒している方とおしゃべりしたり、
他のブースをのぞいてみたり。

Y会で御世話になっている看護士のTさんのブースでは
体脂肪計ってもらいました。
去年は29でギリギリ適正だったけれど、
今年は24でちょうどいい数字。
背骨がしっかり確認できるこの感じを忘れないようにしましょう。

「ジャスティンといっしょだよね」と話しかけてくれたのは岩手県のブースの方。
「本読んで、感動して涙が出ちゃったよ。
日本犬は普段ベタベタしないけれど、人の気持ちが良くわかるんだよね。
控え目だけど必要な時はそっと寄り添ってくれるんだよね」
ってベタホメ。
うれしいんだけれど「花凛はジャスティンの足元にもおよばないんですよ」って
笑っちゃいました。
「がんばってね!」って無添加ボーロの試食品くださいました。
良かったね!

「関心あったんです」と言いながら話を聞いてくださった方。
とってもおりこうさんのワンコで勝手に太鼓判押してしまいました。

しばらく一緒に遊んでしまったハッピー犬のケリー君。
この子もいるだけでセラピー犬の雰囲気。
お隣のブースの前にいたのだけれど、JAHA のブースに来た方にも、「私もスタッフよ」っといった感じでごきげんにお相手してくれました。

一緒に活動したいな、って思う良い子がいっぱい、楽しかったです。


遊びに来てくれた沢山のワンコ、飼い主さん、ありがとう!
また活動場所で会えるとうれしいんだけれどな♪

ボランティアの皆さん、ワンコたちも暑い中お疲れ様でした。
でも、楽しかったね!!



10月3日
K園
近所のほかの施設と活動日が重なってしまったためボランティアさんが少なくなってしまいました。
ワンコはレオ君、カイ君のゴールデンコンビ+ラブのヴァセルちゃんと花凛の4頭。
大型犬に囲まれてデカ柴の花凛も小さく見えます。
抱っこできる小さな子がいなかったのでどうなるかな?って思ったけれど、全然心配いりませんでした。
21人の利用者さんの間を少しずつ移動しながら、それぞれがとっても楽しく遊べました。
大型犬さんは存在感があるし、頭がちょうど車椅子の方の手の位置にあるのでさわってもらうのにも都合がいいみたい。


実習の方が二人いらしてたのですが、日常の中では診られない笑顔、
片麻痺の方が手を伸ばしてワンコの頭を撫でている様子、
発語のない方が一生懸命ワンコの名前を呼ぼうとしている様子に驚かれたそうです。

どちらかというとパフォーマンス部隊の花凛も拍手と笑顔と歓声をいっぱいもらいました。
良かったね!!


帰りにヴァセルちゃんのママから「花凛ちゃんは芸達者ですね」ってほめられちゃいました。
花凛も楽しめるようにって思って、触られるよりも見てもらう方に重点を置いて活動しています。


10月5日: Eクリニック
柴内先生・Kさんともに他の用事でご欠席。
アリスちゃん・アイちゃん・ボビー君・花凛の犬4頭+モルモットのピーター君。
利用者さんは18名ぐらい。

今日の花凛は何となくごきげんななめ?
吠えちゃったり、うなってしまったり。
私がお勉強タイムの発表に向けて緊張しているのが伝わってしまったのかな・・・
それとも活動参加が続いているので少しお疲れさんなのかなぁ・・・
いつも以上にフードでごまかしての活動になってしまいました。


さて勉強会での発表は?
テーマは皮膚病。
奥が深い分色々と話したいことがどんどん増えていってしまって、何となくまとまりがなくなってしまいました。
一応自分用のあんちょこも用意していたのに、やっぱり上がってしまって読むどころではありませんでした。
資料はどうにかまとめ上げたのを配ったので、私のしどろもどろの説明聞くより、資料読んでもらった方がわかりやすいかも。
15分ぐらいの予定が20分になってしまいましたし、50点ぐらいのでき。

でもとりあえず宿題終ったのでほっとしています。



10月7日
Y会。
アリスちゃんたちと一緒に5頭で1階のフリースペース担当。利用者さんは22名ほど。
ネコちゃんとモルモットのピーター君は少人数フロアを含めて3つのフロアを周ってくれます。
大活躍ですね。
ネコちゃんもとっても人気があるんですよ。


最初のうちはどうしても床の匂いの方が気になってしまい足元からテーブルの下にもぐりこんだりしてしまう花凛。
でも、ご褒美の威力で、じきにトリックに集中。
こうなれば、利用者さんたちとのコミュニケーションも上手にとれるようになり、頭や背中撫でられても平気です。
犬ちょっと怖いから、って言われてた方がフセやゴロンをしている花凛を見てニコニコ笑っていました。
うれしいな!

私が利用者さんお二人と話していたら、ご褒美待ちくたびれた花凛がひと声「ワン」
「私も仲間にいれて」って言ってますよ、って。
ほえた時のごまかし方もうまくなりました。

さよならしてお部屋を出る時、施設内では初めてですが花凛が私の足にしがみついてマウンティング。
「帰るのいやっ!!って言ってます」って言ったら皆さん笑ってくださいましたが、恥ずかしいですね。

車椅子の方たちとのふれあい(こちらも20名以上の利用者さん)に合流したときには、
男の方が花凛を撫でながら「可愛いな」って涙ぐまれたりも。


10月はハロウィンということでみんな可愛いコスチュームでの活動。
いつも以上ににぎやかな雰囲気で、お年よりも楽しんでくださったのでは?

認定犬のマーレちゃん



とっても優しいショコラちゃん

Y会での活動が始まった時から
頑張っています。
大ベテランのフーチちゃん


鼻デカ写真になっちゃった。
ほんとは美人のアリスちゃん

元気いっぱいヴァセルちゃん
眼光っちゃってゴメンネ


今日は柴内先生と、アメリカで社会福祉の勉強をしていらっしゃる佐藤さんが見学していかれました。
佐藤さんはネコと一緒の生活だそうですが、活動に参加していた猫ちゃんに驚かれたそうです。
「どうしたら活動ができるようなネコちゃんになるのですか?」
という質問から、犬もネコも小さい時の環境作り、おおぜいの人に優しく接してもらうことや
8週までの社会化の時期の大切さについて柴内先生が話してくださいました。
また、しんのすけママのドイツに行かれたときのワンコ事情の感想を受けて、
それぞれお国柄がある、犬と人間の関係などのお話もしてくださいました。


花凛の視線の先、ケースの中にはモルモットのピーター君が


10月26日
Sホーム
ジュータンが敷かれた開放的なスペースでのふれあい。
いつも気持ちよく活動できるので遊びに来るのが楽しみな施設です。

30名ほどの利用者さん。ワンコはカイ君、アリスちゃん、あいちゃんなど6頭のワンコ&ネコのダンディ。
それに、動物無しで参加してくださった方もお二人いて、とってもやりやすかったです。

活動中はどうしても花凛と目の前の利用者さんの応対で精一杯な私。
動物無しでお手伝いしてくださる方はそんな私たちの気がつかないところをバックアップしてくださり、
ワンコがそばにいない方のお相手、私たちへの心配り等大忙し。
頼りになる、とっても大切な存在です。

私たちは全然気がつかなかったのですが、
階段の上から私たちの様子を見ていらしたお年よりもいらっしゃったそうです。
そのことに気づかれた犬無しボランティアさんが、下からご挨拶したらとっても喜ばれていたとか。
次回は私たちも気をつけていてご挨拶しましょうね、というお話が反省会でありました。




11月2日
Eクリニック
今日は30人近いシルバーさんが集まってくださいました。
小型犬のマリちゃん、ボビー君、あいちゃんと花凛、それにネコちゃんでお相手。
花凛は大勢の方に見てもらえるようにボールキャッチやジャンプで普段以上に遊んでくれました。
3.4人の方たちの前ではご褒美の入っている手を当てる「どっちかな?」も楽しんでもらえましたね。
それに利用者さんの手からもきちんと「待て」「どうぞ」を守っておやつもらうことができました。
今日の花凛は☆大変良くできました☆です。

花凛を撫でながら「うちも犬飼っていたんだよ」って話してくださった方も何人か。
そんな時ちょっと淋しそうな顔と、とっても幸せそうな笑顔。
きっとワンコとの楽しい思い出がいっぱい浮かんできたんでしょうね。

いつものパフォーマンスタイムは、
少ない頭数で頑張っているワンコの休憩を兼ねて彼のオカリナタイムに変更。
「G線上のアリア」と「ふるさと」の2曲。
「ふるさと」はお年よりもいっしょに口ずさんでくださって大成功でした。
ワンコたちもおとなしく聞いていてくれました。
時々はこんな時間もいいですね。



今日は少し早く着いてしまい、他の方たちが見えるまでに30分ほど時間がありました。
ここの施設はエレベーターに少々難有りなので、先に活動フロアに移動していたのですが
1人のおばあちゃまがほとんどずっと花凛のそばからはなれず一緒にお話していました。
今日の花凛がとってもリラックスして活動できたのは、この時間があったからかもしれません。



11月4日: Y会
いつもと同じように最初の30分は1階、フリースペースで20人以上の利用者さんと遊んできました。
5頭のワンコといっしょです。

触りたいなあという様子の方には抱っこして隣のいすに腰掛けて撫でてもらいながらおしゃべり。
テーブルとテーブルの間でいろんなトリックを見ていただいてると、わざわざそばまで来てくださる方も。
スタッフの方も「あちらで待っていらっしゃる方が」とか「この方は犬が大好きなので」と声をかけてくださいます。
できるだけ皆さんのところをまわって、と思っていると30分があっという間です。
「楽しかったわ、また来てね!」っという言葉に私も幸せ。

その後3階の車椅子の方たちとのふれあいに合流。
輪くぐりで楽しんだ後は、以前柴犬を飼っていらしたIさんのところに。
とても笑顔が素敵な方で、花凛のこと覚えていてくださいました。


今日の反省:
皆さんの感想を聞く時、いつもはばらばらな感じの私たち。
今日は利用者さんの前で大きな輪になって聞かせていただくことにしたのですが、
やはり犬が目の前にいると利用者さんが話しかけてこられて
感想を話してくださってる方に耳を傾けることができず、ざわざわした雰囲気になってしまいました。
次回は真ん中に集まって聞かせていただくことにしました。




11月6日
久し振りのAAE。
今回はPTA主催のため学年はばらばら。
1年〜6年生50名+約10名の保護者の方たちの参加です。

プログラムは、まず
  担当者とTLさんのご挨拶。
  自己紹介しながら13頭の参加犬入場。
  正しいふれあい方のデモ。
  6つのグループに分かれて楽しいふれあい。
  2つのグループになってゲーム。
  心臓の音を聞こう
  質問タイム
  終了のご挨拶
です。


花凛は自己紹介の後、マイちゃん・フーチちゃんといっしょに、「お座り・まて・おいで」をして
きちんと言うことを聞くいい子たちですよ、というお手本をみてもらったのですが、そのときに私が大失敗。
前に出るときにご褒美のクッキーを席のところにばら撒いてしまったのです。
後始末は彼に任せてお手本は無事終了。
席に戻ったときにはきれいに片付けてありましたが
お隣に座っていたゆめちゃん、さくらちゃんたちにはほんとに悪いことをしてしまいました。
ごめんなさい。


犬との正しいふれあいかたや、さわってはいけない時はどんな時?などのデモの後は
子どもたちが一番楽しみにしているふれあいタイム。
チワワのまいちゃんといっしょに8人ほどのグループを担当しましたが、
まいちゃんのママがリーダーシップをとって上手にプログラムを立ててくださったのでいつもよりずっと楽にできました。
まずデモで行った「木になろう」「死んだふり」の復習。
花凛とマイちゃんの体重当て。ご飯の量の違いなどのおはなし。
そのあとマイちゃんは1人づつのおひざの上に。
花凛はおやつをもらったり、お水を飲んだり。
最後に得意技のジャンプを見てもらってタイムアップ。
グループに分かれてからのプログラムの進め方、とても参考になりました。
まいちゃんのママ、ありがとう。


続いてのゲームは私たちも初めてのハンカチ落とし。
輪の中にワンコが1頭入ります。
残りのワンコは音楽に合わせて輪の周りを回ります。音楽が止まったら一人の子の後ろにハンカチが。
その子は輪の中に入ってワンコとアイコンタクトをとる・お座りとフセをさせる・待てとおいでをさせる、
などをハンドラーの人に教えてもらいます。
みんなちょっぴり恥ずかしそうに、でもとても楽しそうでした。
アイコンタクトは普段はできるワンコも雰囲気が違って心細いのか子どもとではなく、
ハンドラーのママの方を見てしまってなかなかうまく行かなかったり。
でもそんな時もすぐにママの方が気がついて子どもの後ろに立つと、ワンコは自然に子どもと眼を合わせる形になって成功です。
おすわり・フセは私たちのグループのマーレちゃんはらくらくクリアでしたが、お隣のグループはちょっとてこずっていたみたい。
大勢に囲まれてちょっと不安な状態でフセをするのって、ワンコにとっては大変なことかもしれませんね。
花凛は「待てとおいで」の担当で輪の中に。
「まてこい」だけは自信のある花凛です。


心臓の音を聞こう」ではゴールデンのカイ君、チワワのみゅうちゃん。男の子、女の子。大人の男性・女性。
それぞれの心臓の音を数えます。
体が大きい方がゆっくり、小さい方が速いなど。そしてみんな生きているんだよ、ということ。
ロボットの犬は音がしなかったものね。


最後の質問タイム。
「好きなものは?」 : 圧倒的におやつ
「毛の長さは?」 : 日本犬MIXのゆめちゃんと花凛だけが短いでした
そして「得意技は?」 : の質問にはそれぞれが披露。花凛はもちろんジャンプ。
みんな沢山の拍手をもらっていました。


終了後の反省会で。
以前犬に追いかけられてからどうしても犬が怖くなってしまった男の子。
心配したお父さんが付き添って自由参加のこの集まりに来てくださいましたが、
最後にはちゃんとさわれるようになりました、ってお父さんも喜んで帰られたそうです。
沢山の子どもたちに正しいふれあいかたをすれば犬はちっとも怖くない、
すばらしいお友達になれるんだよ、ってわかってもらえたらうれしいです。


私のドジで始まった今日の活動。
彼や花凛はもちろん、沢山の方に助けてもらって楽しく終ることができました。
どうもありがとう。



11月10日
彼も一緒にF療育センター。
25名ほどの利用者さんに、同数のスタッフさん。
ワンコは8頭です。

今日は自己紹介の後センターの院長さんのご挨拶が。
20年ほど前、アメリカで見学したアニマルセラピーに感動した経験などを話してくださいました。

ふれあいは利用者さんも固定のメンバーで3回目。
最初に比べると反応が随分早くなっているので驚きです。
犬がそばにいっただけで笑顔がこぼれます。
不自由な手で一生懸命さわっています。
付き添っていたお母様。
こんなに楽しそうに笑うなんて、とおっしゃりながらさかんに写真を撮っていらっしゃいました。

パフォーマンスタイムでは利用者さんも一緒に遊べるようにということで
利用者さんの投げたボールをシャイロシェパードのサトリちゃんが拾ってくるゲーム。
利用者さんにわかりやすいようにと色とりどりのフエルトを束ねた20センチぐらいのボールです。
そのあとは利用者さんにもってもらった輪を一頭ずつくぐるゲーム。
大きなサトリちゃんには小さく見えるフラフープ。
ギリギリセーフで輪の中を飛び越えてみんなの拍手。
そしてシェルティのレイナちゃんがボールの〈持って来い〉。
花凛が〈待て来いジャンプ〉をお見せしてパフォーマンスタイムは終了。
再度のふれあいの後感想をお聞きして「幸せなら手をたたこう」。
最後に「犬のおまわりさん」を歌いながらの退場でした。



ここでの活動は、
ほとんど抱っこされっぱなしの花凛もそして私たちも普通の施設よりちょっとお疲れさん。
でもそれ以上の喜びを受け取ることができます。




12月7日
Eクリニック

つばさ君・チロマちゃん・マリちゃん・福来君・アリスちゃん・花凛とネコのノンちゃん。
メンバーさんは26人ほど?
男の方が多く、またおうちで犬やネコを飼っていらっしゃる方も多いので、
フードのことや躾のことなどふれあい中に色々お話がはずむことも。

お勉強タイムはアリスちゃんのママが尻尾について話してくださいました。
尻尾の骨が6〜23個もあるなんて知りませんでした。
役目も感情表現はすぐに思いつきますが
ほかにも、体のバランスをとったり保温の役目などがあるそうですよ。
花凛の場合はストレス解消のおもちゃ代わりにもなっています。

始めのうちは何となく落ち着かない花凛も、お勉強タイムになるとのんびりくつろいで
そのあとはメンバーさんたちがなでたり体のあちこち触ってもじっとしていてくれます。
後半のふれあいタイムはいつもリラックスして優等生の花凛です。


反省会の時には、いつも見学していらっしゃる麻布大学の先生からも
色々興味深いお話が聞けました。

アニマルセラピーのすばらしさをもっと多くの人に知ってもらいたいですね。



12月12日: B○○○
20人ほどの利用者さんに対して今日のワンコは
プードル軍団のエルちゃん、プリンちゃん、初参加のショコラちゃんの3頭&花凛。
プードルちゃんたちはおひざの上でのふれあいが主になるので花凛は少しずつ移動しながらお座り、待てなどの基本〜ジャンプなどのトリックを見てもらいました。
「どっちかな」の遊びも利用者さんと一緒に楽しんだり、時々は抱っこの状態で握手をしてもらったり。
左右の方から両方の手を握ってもらって両手に花です。


反省会のときショコラちゃんのママが、おひざの上のワンコはどなたもいつまでも抱いていたい御様子で、次の方に移動するタイミングがなかなか取れないとおっしゃっていました。今日のように犬の数が少ないと、ゆっくり撫でてもらいたいな、と思う気持ちと、お隣の人も待っていらっしゃるな、という気持ちの板ばさみ。
つらいですね。


パフォーマンスタイムを除いても30分近く利用者さんのおひざで撫でられっぱなしの小さい子達。
お疲れ様でした。


上:初参加のショコラちゃん。パーティカラー?4歳のトイプーちゃん
下はプリンちゃん。白い毛に真っ赤なサンタ服がかわいい!!
エルちゃん、写真なくてゴメンネ。







12月19日
今年最後の活動はK園。

ワンコは英ゴルのレオ君とカイ君。ラブのヴァセルちゃん。シェルティのさくらちゃん。トイプーのポチ君。
そして花凛の6頭です。

利用者さんは35名。
お部屋に入りきらなくて5、6人の方は入口の所で見ていらっしゃいました。
で、パフォーマンスタイム。
いつもなら一息入れたり、他のワンコのパフォーマンスを私も楽しんだりなのですが

今日は入れなかった方たちのお相手です。
とっても喜んでくださいました。休憩中のワンコが入れ替わりたちかわりで、
お部屋の中にいた方たちと同じくらい沢山触れ合っていただけたと思います。

うれしかったこと。
名札の横に、「犬は怖いから見ているだけ」とかいてあった方。
可愛い、可愛いってさかんに花凛の背中を撫でていらっしゃいました。

皆さん、ほんとに楽しそうにお話してくださいますし、手もワンコを優しく撫でてくださいました。


13才半のさくらちゃん
まだまだ元気いっぱい
すっかり可愛いトナカイさん




↑パフォーマンスでは上手に
チャイムを鳴らしてくれるポチちゃんです
花凛の仲良し、カイ君です。
サンタ帽とおひげがお似合いですね。


休憩時間返上で頑張ったワンコたち。
ちょっとお疲れさんかな?
また、来年もよろしくね〜♪




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