11月1日
戸倉山登山は、松本から塩の道を歩いてきた人がホッと一息ついたという幻の大池、白池からスタート。春に行った時の白池は霧で何も見えなかったのですが、この日は快晴。水面には雨飾山や駒ケ岳が映りとてもきれい。戸倉山は標高975.5m。一時間ほどで登れるということだったけれど私の体力不足でそれ以上かかってしまいました。それにこの日は暑い、暑い、汗びっしょり。山頂は6畳ほどの広さで「山のてっぺんだぞ」という感じ。360度ひらけた眺めはすばらしく、登った甲斐はありました。
花凛は柴犬の本領発揮、急な斜面も軽々と登っていました。このあたりの低い山は、どこに行ってもあまり人に会うことがないので花凛と一緒でも大丈夫。助かります。
2日
紅葉にはちょっと遅かったかもしれないけれど気持ちいいお気に入りのスポット、不動滝。6月に来たときはカモシカがいたのですが、この日は人も多く残念ながらカモシカには会えませんでした。
その後すぐ近くの高浪の池に行ってお昼。気持ち良い秋の一日。
6日
彼は出張で帰ってこない日。夜、町会の集まりがあるので花凛はお留守番。
さて、帰ってきて玄関のドアを開けるときちょっと期待。いつも彼が帰ってきたときは玄関にすっ飛んでいって尻尾を振って飛びつきたそうに熱烈大歓迎の花凛。お父さんが帰ってきましたよ、っていう感じで玄関の鍵をあけてみたら・・・いない。サークルの中からつまんないのっていう感じで顔を上げるだけ。車の音がしなかったからね。でも、この待遇の差はなんなのだ。ご飯上げるのも散歩に連れて行くのも私なのに・・・
ちなみに花凛、彼の帰ってくるのは、やっぱり車の音で判断しているみたい。窓の外に松の木のある空き地があってその向こうに駐車場があるのだけれど、彼の車が止まると窓の外をのぞき一声ないて玄関にすっ飛んで行きます。20台以上の車が止まるので時々間違えるけどその時は玄関には行きません。花凛の様子でお味噌汁温めたりし始めれば良いので便利ですよ。
彼がお酒飲んだりして自分の車で帰ってこなかった日は玄関を開ける音で「しまった!!」という風に飛んでいくのも、また面白いですよ。
10日
雨も降っているし、寒い。夕方ついにストーブをつけてしまった。一時間ほどだけど、花凛は早速前に陣取ってうつらうつら。夕方の散歩はパスしてしまった。
11日
今朝も朝から雨降り、寒い。がんばってお散歩に。これから、こんな日が増えてくるんだろうな。いやだな・・・
夕方少しやんだみたいだったので傘持ってお散歩。海は大荒れ、波が高い。それなのに男の人が4人も波打ち際をうろうろ。ヒスイ探しだ。口輪は持ってこなかったけれど、拾ったソフトボールをくわえたまま離さない花凛。これ幸いと私達も久しぶりに波打ち際を歩いていたら、一人の方が花凛を見ながら「甲斐犬を飼っていてよくこの浜辺に遊びに来たんだけれど、16歳でなくなってね。おんなじような犬がいたから懐かしくなっちゃった。」って話しかけてきた。職場に行く時も一緒で仕事中は車の中で待っているおりこうさんだったそうです。雨がまた本降りになってきたのでさよならしてきたのですが、しばらく私たちのほうを見ていてさびしそうでした。花凛はまだ子供だからと思っているけど、いつかはそういう日が来るのかなと思ったらちょっと悲しくなってしまいました。
13日
寒いし雨と風がすごいので昨日、今日のお散歩は朝だけに。で、ちょっと困ったこと判明。以前はおしっこはトイレシートの上にもしていたので安心していたのだけれど、この二日間は散歩の時の一回だけに。
我慢しちゃっているのかな?いくらなんでも1日1回じゃ体に良くないですよね。大きいほうも家の中じゃやっぱりやらなくなってしまったし、朝夕のお散歩、さぼれなくなってしまった。
14日
ヒヅメをかじっている時の音があまりにもすごく、ほんとに歯が欠けてしまうのではと心配に。
ちょうど買い置きがなくなったので、今度はマンモスボーン。長さ35センチぐらい。大きい・・・!
届いた時にはちょっとビックリ。
最初はなめているだけだったけれどそのうち大口開けてかじりだす。30分ほどでおしまい。取り上げるときはもう満足状態で特にトラブルなし。
15日
久しぶりにいい天気。美山公園展望台の上でお昼ご飯。白く雪化粧を始めた焼山、火打、雨飾、がきれい。
午後は私がきららホールのコンサートに行くので花凛は彼とお留守番。
いぜん何度かお会いしたことのある澤田理絵さんの出演するバリアフリーコンサート。東京にいる時はなかなか時間の都合がつかなかったのだけれど青海で思いがけず歌声に接することができて感激。
終わってから私が理絵さんと話していたらエミリーが理絵さんの横から回ってきて私の手をなめてくれました。エミリーに初めて会った時はビックリ。ハーネスはずしても他の子はおとなしくしているのにエミリーはすぐに飛びついてくる甘えんぼ。「危なくないところでは、私も楽しんでいいでしょ」って言っているみたいで私はそんなエミリーが大好き。盲導犬だからほんとはしてはいけないことだと思うけれど、覚えていてくれたんだなってうれしくなりました。
16日
きららホールでの音楽祭。昨日のお天気がうそみたいなものすごい風と雨。でもお客さんは8分ぐらいの入り。去年の彼はソロ出演だったけれど今年はその時お友達になったバイオリン、ピアノのかたと、3重奏。そのほかにも子供合唱団や、オカリナ、エレクトーン、独唱に女性コーラスなど地域の皆さん、なかなかお上手で前半だけの鑑賞でしたがとっても楽しめました。花凛はいい子で家でお留守番でした。
18日
なかなか時間のあるときとお天気とがかみ合わず延び延びになっていた田海ヶ池。久しぶりに良いお天気だったので行ってきました。紅葉は今ひとつでしたが、なかなかいい雰囲気。今日はちゃんと熊除けの鈴を持ってきたので遊歩道のはじまで行ってみることに。誰もいず、山に接しているので花凛と一緒でなかったら恐くて行かないだろうなと思いながら。
一時半に出かけて帰ってきたらもう4時近く。2時間以上歩いていたんだ。私も花凛もちょっとお疲れさん。
21日
最近困っていること。
宅配の人が来たときなど、花凛がほえること。
威嚇してほえるのではなくかまってほしいんだけれど。最初は飛びついていくので、部屋に閉じ込めてたら引き戸も開けちゃうようになってしまった。仕方ないのでドアのノブにリードを引っ掛けてから玄関を開けるようにしたら、お客さんに向かってほえる、ほえる。ドアを閉めて外で話をするのだけどいやな感じだと思う。どうしたら良いのかな?
22日
朝のお散歩。彼のレインスーツで完全武装。雨が途中からあられに変わり、よこなぐりの風に乗ってピシピシぶつかってくる。
痛いし冷たいしで、さすがの花凛もキュンキュンないて、海岸から遊歩道のほうに私を引きずるようにして退散。
こんなこと初めて・・・
23日
朝のうち少し雨が残っていたけど良いお天気になりそうなので、ここ糸西地区でまだ行ったことのない名立に遊びに行くことに。
北陸自動車道を走っていると、トンネルのある山の上に見えている風車があるシーサイドパーク名立。風が強く風力発電の白いプロペラがくるくる回っている。
前方に大きく海が広がり、能登も佐渡島もかすんでいるけど見える。
風車展望台やビッグボブスレー・ローラースライダーはもうお休みになっていたけれど子供づれも何組か。アスレチックもあるので子供は喜びそう。林間遊歩道もいくつかコースがあるみたいで花凛とお散歩するにはもってこい。
24日
中里村にあるペットホテル兼訓練所に行ってみる。ちょうどお出かけするところで詳しくお話はうかがえなかったけれど、彼がいろいろ聞いてきたところでは、まあまあ合格かな。私が長期で家を留守にしなくてはいけない時は訓練をかねて預ける場所ができてとりあえず安心。訓練所の前は信濃川が流れていて良い感じなので川のそばでお昼を済ませることにしたけれど、けっこう風が冷たかったので川を見ながら車の中でランチタイム。
その後トイレを借りる目的もあってミオン中里に寄り道。花凛はもちろん中に入れないので15分ほど外の手すりにつないでおいたのだけれど、そっとのぞいてみたらきちんとお座りをして身動きもせず。
「おおっ、どこの名犬?」という顔をしている。ちょっと感激。なんだかうれしくて・・・まるっきり親ばか、でした。
帰りは通り道の松之山にあるぶなの原生林、美人林によって来ました。もう紅葉は終わっていましたが、落ち葉の上のお散歩は気持ちよかったの一言でした。機会があったら芽吹きのころにもう一度来たい。朝8時半に家を出て帰ってきたのは2時45分。花凛は往復4時間車に揺られていて疲れたのか、後はほとんど寝ていました。
25日
土砂降りの雨の中。ラッキーとももちゃんもこんなお天気でもお散歩に来ていた。ただしもう帰るところだったのでいつものように遊べず、花凛はちょっと残念そうに後姿を見てました。
27日
ラッキーを見つけたときの花凛。100メートルぐらいに近づくのをお座りの状態で待つ。そのあと体勢を低くしてスッスーと近づき伏せ、を何回か繰り返す。20メートルぐらいに近づいたところで一気に飛び掛っていく。完全な猟犬スタイル。誰も教えないのに本能的に遊びの中で狩りのやり方を覚えていくんですね。
それにしてもラッキーは友達ではなくて獲物なの?
28日
いつものように朝のお散歩中、モモちゃんのリードが外れてしまいました。モモちゃんはうれしそうに走り出す。速い、速い。ラッキーも花凛も一緒に走り出し3頭がお団子状態になったり、それぞれ違う方向に走っていったりの追いかけっこ。ほかの人はいなかったので30分ほど海岸はまるでドッグラン。モモちゃんはおしっこする時逆立ち状態でするんですよ。器用ですね。
捕まえる時は頭脳戦。走り回って少々お疲れさんのラッキーや花凛は私たちの周りをうろうろし始めても、モモちゃんは近づいて来ない。ラッキーが「いい加減にこっちにおいで。」というようにモモちゃんに声をかけるけど知らん顔。そばに来ても捕まえようとするとすばやくすり抜けてしまう。最後はこちらも知らん顔して川に石を放り投げてラッキーと遊んでる振りして、仲間入りしたところで後ろから抱っこ。 逃亡犬モモちゃん、敢え無く御用となりました。でもみんな楽しそうだった。
29日
土曜日だけど、彼はお仕事。私はお昼からきららホールで行われる伝統芸能祭を見に行くので花凛は午後はお留守番。帰ってきたら4時半。夕方のお散歩に。雲は多かったけど日が沈んでいく様子もきれいでなんとなくのんびりお散歩してしまいました。
30日
朝、私は公民館のお掃除当番だったので彼が散歩に連れて行く。20分ほどのお掃除を終えて帰ってきたら花凛ももう帰っている。彼はプンプン。またもや拾い食い。あっという間にくわえて5センチほどの鳥の骨を食べてしまったと、怒りながらも心配そうに。花凛のほうは食欲もあるし元気なので多分大丈夫、と楽天家の私。
午後は、私は昨日に引き続き芸能祭に。帰ってきたのは5時過ぎ。彼はお散歩嫌がったのでトイレだけ済ませるつもりで15分ほど。もう真っ暗。こんなに暗くなってからのお散歩は初めてなので花凛は不思議そう。
なお、私はくわえた物を取り上げるときは両足で頭をはさんで固定して、ジェントルリードを引っ張り口を上に向けこじ開ける。やっと最近この方法で飲み込む前なら取り上げることができるようになりました。早速彼にも伝授しておきました。
この日は1日ご機嫌斜めの彼。花凛は、きっとどうして彼が怒っているのか忘れてしまってるんだろうな。
翌日ちゃんと普通のう○○がでました。血も混じっていなかったし、花凛は元気にラッキーと遊んでいたし、大丈夫でしょう。